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麦の品質や収穫量の低下をもたらす「赤かび病」が平年より多く発生する恐れがあるとして、栃木県は１６日、注意報を出しました。

先月（4月）下旬から一定の間隔で雨が降り感染・発病に適した気象条件となっていて、今月（5月）上旬の調査では、発生したほ場の割合が４６．５％と平年のおよそ１０倍でした。

今後の気象状況によってはさらに発生の増加が懸念されることから、県は使用回数などに注意しながら薬剤を散布するなどの対策を呼びかけています。