佐藤流司、『君とゆきて咲く』に鮮烈登場!土佐弁あやつる“謎の男”に「まさかの役柄で衝撃」

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幕末の世に咲き、はかなく散った新選組隊士たちの青春をエモーショナルに描き上げるシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』。

5月1日(水)に放送された第2話では、“ミュージカル・舞台界のトップ俳優”佐藤流司が予告なしの鮮烈な登場をはたした。

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第2話では、新選組の前身“壬生浪士組”に入隊した鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)が波乱の共同生活をスタートするも、丘十郎が憎き仇・庄内玄悟(上野凱)に遭遇して絶体絶命の窮地に陥る。

しかし、庄内に斬り殺されそうになった丘十郎を救ったのが、右耳にピアスをつけた“謎の男”。彼は目にも止まらぬスピードで丘十郎と庄内の間に割って入ると、「やめちょきや。怪我じゃすまんぜよ」と、余裕と凄みを感じさせる土佐弁で庄内をけん制した。

◆“キング”がまさかの役柄に奮い立つ!

演じる佐藤は、『仮面ライダーフォーゼ』(2011〜2012年)の佐竹輝彦役でデビューして以来、ミュージカル『刀剣乱舞』加州清光役や、舞台『呪術廻戦』虎杖悠仁役など数々の舞台で活躍し、確固たるキャリアを築いてきたカリスマ俳優だ。

圧巻の表現力で後輩俳優たちからのリスペクトも厚く、“ミュージカル・舞台界のキング”とも評されている。

佐藤は「てっきり新選組のメンバーを演じるのかなと思っていたので、まさかの役柄で衝撃でした。でも挑戦しがいのある役ですし、役者冥利に尽きるなと思い、すごくうれしかったですね」と謎の男というキャラクターをワクワクしながら演じていると告白する。

若いキャストが多いこの現場ではベテランの立ち位置だが、主演の2人とは「“ホテルの近くにウマい店ありますか?”と聞いたら“おいしいラーメン屋さんがあるんですよ!”って教えてくれました」と、率先してコミュニケーションを取っている様子。

「お互い気持ちよくお芝居ができるよう、私も現場にたくさんの“引き出し”を持ちこんでいきたい」と先輩も後輩も関係なく、切磋琢磨していく覚悟を語っている。

佐藤演じる謎の男は敵なのか味方なのか正体不明だが、豪快さを感じさせる人柄と土佐弁をあやつるのが大きなヒントに。今後、彼がどんなふうに大作や丘十郎とからんでくるのか注目だ。

◆佐藤流司(謎の男・役)コメント(全文)

――出演が決まった際の率直な感想を教えてください。

東映京都撮影所にまたお邪魔できることが、単純にうれしかったです。てっきり新選組のメンバーを演じるのかなと思っていたので、まさかの役柄で衝撃でした。でも挑戦しがいのある役ですし、役者冥利に尽きるなと思い、すごくうれしかったですね。

――ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください。

私が演じる“謎の男”は、豪放磊落で竹を割ったような性格。カラッと明るくて複雑な感情が見えないタイプなので、腹に一物を持たないようなお芝居になるように心がけています。その結果、人をひきつける魅力がある男に見えたらいいかなと思っています。

ただ、方言が本当に難しくて大変! 間違ってNGを出さないよう、必死に頑張っています。

――時代劇ならではの難しさ、おもしろさはどのようなところでしょうか?

所作が崩れると時代劇からかけ離れてしまう気がするので、そこは大事にしたいなと思っています。立ち回りのシーンはまだ撮っていないのですが、この謎の男は相当な剣の使い手という設定。流派を構えで表現するとともに、華やかな立ち回りを見せたいですね。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

和気あいあいとしています。主演のお2人に「ホテルの近くにうまい店ありますか?」と聞いたら「おいしいラーメン屋さんがあるんですよ!」って教えてくれました。京都のラーメン、何軒かめぐったみたいですね。たくさん参考にさせてもらいました(笑)。

お互い気持ちよくお芝居ができるよう、私も現場にたくさんの“引き出し”を持ちこんでいきたいですね。