サウジアラビア代表がU-23アジア杯敗退【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

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ウズベキスタンが2-0勝利でベスト4へ

 U-23サウジアラビア代表は4月26日、U-23アジアカップ準々決勝でウズベキスタンと対戦。

 前半アディショナルタイムに失点すると、後半には退場者を出し、最終的に0-2で敗れた。

 サウジアラビアは序盤、FWアブドゥラー・ラディーフが相手選手との接触でピッチに倒れ込み、しばらく動けない時間が続いた。このプレーをきっかけに、両チームは激しさを増していく。

 そのなかで前半11分、DFモハメド・アブ・アル・シャマットがボールを持ったウズベキスタンFWアボスベク・ファイズラエフに低空スライディングキックを見舞い、イエローカードを受けた。

 激しいデュエルが起こるたびに睨み合いとなった一戦は、前半アディショナルタイムにウズベキスタンがFWクサイン・ノルチャエフのゴールで先制する。

 前半だけで4枚のイエローカードが出た一戦は、後半さらにヒートアップ。同25分にはサウジアラビアのMFアイマン・ヤヒヤがこの日2枚目のイエローカードをもらって退場処分。ヤヒヤはピッチを去る際に置いてあったペットボトルを蹴り飛ばし、判定に対して不満を露わにした。

 数的劣勢となったサウジアラビアは、後半39分に失点して万事休す。アディショナルタイム16分まで含め、計7枚のイエローカードが飛び交った一戦で、前回大会優勝のサウジアラビアは0-2と敗れてベスト8敗退となった。

 勝利したウズベキスタンは4月29日の準決勝で韓国を破ったインドネシアと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)