お笑いコンビ・ヤーレンズの初冠番組となるバラエティ特番『ヤーレンズの上京したけど戻れぬ故郷』が22日(24:24〜※関西ローカル、見逃し配信あり)にABCテレビで放送される。

左から楢原真樹、出井隼之介 (C)ABCテレビ

○■『M-1』準優勝・ヤーレンズの初冠番組

昨年12月24日に開催された『M-1グランプリ2023』決勝ラウンドで、わずか1票差で準優勝となったヤーレンズの初冠番組。結成13年目のヤーレンズは、大阪NSCで出会った後に上京し、都内の地下劇場など小さな舞台で漫才を披露し続け、時には観客ゼロという状況にも屈せず、“笑い”の研鑽を積んできた。

そんな彼らだからこそ語ることができる、夢・東京・故郷・家族への思い。番組では、東京で夢破れ、この春、地元に帰るべきか人生の岐路に立たされているアイドルとボクサーに密着。その模様を自身も大阪から上京して夢を追いかけたヤーレンズが見守る“人生リセットバラエティ”となっている。収録場所は、出井が上京当時にバイトしていた居酒屋。原点ともいえる場所で二人は何を語るのか。

○■ヤーレンズ コメント

――収録を終えていかがでしたか?

楢原真樹:お腹がすきましたね(笑)。

出井隼之介:お腹がすいたんですか(笑)。僕のバイト先の居酒屋で撮ってるんで、いい匂いがずっとしてましたんで、お腹すきましたね。

楢原:あとで、ついばんで帰ろうかと。

出井:ついばんでって、鳥!?

楢原:鳥なんですよ、実は(笑)。

出井:番組の構成にヤーレンズがまんまと振り回されてるんで、まんまといじってほしいところをいじってるんで、なんかこう、全体的にヤーレンズがまんまとはまっているところを見てほしいですね。夢を追いかけてる人とかね、これから夢を追いかけようかなっていう人が勇気付けられるような内容なんじゃないかなって思います。

――夢をあきらめて故郷に帰ろうと思ったことはありますか?

出井:芸人をやめて、芸人をやめた後で実家に帰ろうとまでは思ってなかったですけど、やめようと思ったタイミングはいっぱいありましたよね。仲間が先に結果出したりとかして、取り残されているっていうときに、やめることも頭によぎりましたよね。

楢原:結局好きなことをやってるっていうのが大きいと思います。

出井:そうね〜、舞台出てウケちゃえば楽しくなったりするからね。矛盾してるかもしれないですけど、仲間の支えもありましたね。

【編集部MEMO】

結成13年目のお笑いコンビ・ヤーレンズ。『M-1グランプリ』には2015年から毎年出場し続け、2022年は初の準決勝に進出。昨年末開催された『M-1グランプリ2023』では決勝に進出し、ファイナルステージでは令和ロマンと1票差で準優勝を飾り話題に。ライブシーンにとどまらず、テレビ、ラジオでもさらなる活躍が期待される。