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●『マクドナルド』不動の人気メニュー「てりたまシリーズ」に新作登場。「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」を食べてみた

 お馴染みの大人気ファストフードチェーン『マクドナルド』では、3月6日より期間限定メニュー「てりたまバーガー」の販売をスタート。毎年この時期恒例となっている人気バーガーの登場にほっと胸をなでおろしつつ、全国各地のマクド好きから歓喜の声が上がっています。

 気になるラインナップは、超定番レギュラーメニュー「てりやきマックバーガー」をベースにぷるぷるたまごを組み合わせた基本バーガー「てりたまバーガー」と、チェダーチーズを追加した「チーズてりたま」、そして「あおさ」とバターの香りが特長のポテトフィリング、ベーコンをサンドした「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」、朝マック限定の「てりたまマフィン」の全4品。どれを選んでもハズレなし、てりやきバーガー好きには堪らない構成……と思っていたら、未知の味がひとつあるじゃないですか! 

 ということで、今回は、シリーズ初登場の「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」を実食。のり塩バターのポテトフィリングとベーコンが、果たして「てりたま」の美味しいテイストにどれほどの影響を与えているのか。詳しく調査してみたいと思います!

「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」を実食!

「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」490円~(税込)。今回購入したお店では510円(税込)でした

 包みを開けたと同時にてりやきソースの甘い香りがふわ~。既に包みの内側がてりやきソースまみれになっているのも、もはやこのバーガーの様式美といっていいかもしれません。

 かぶりつく前に、まずはサンドされている具材を見ていきます。白ごまでおめかしされたバンズをめくると、ベーコンとレタス、ぷるぷるたまごを確認。側面からはソースをまとったポークパティの姿も見られます。肝心のポテトフィリングは、バンズの裏に発見! ポテトの四角い粒がいくつか散見できましたが、全体的な量はかなり少なめのようです。

 味の方は、マヨ感は控え目で、強めの塩味とあおさからの青のり風味、ポテトのイモ感が印象的です。どことなく「のり塩ポテトチップ」の雰囲気があります。ポテサラに寄せた味をイメージしていましたが、ちょっとどころか結構違うようです。

ベーコンとレタス、たまごの主張が強め。ポテトフィリングはバンズにくっついていた模様

 それでは、バンズごとガブっと食べてみます。柔らかなバンズの食感とパンの風味、シャキっとしたレタスの食感と同時に、てりやきソースの味わいとポークパティの肉の旨みが口の中に広がっていきます。ベーコンとぷるぷるたまごも、自身の味と食感をしっかり感じさせてくれます。

 そして肝心のポテトフィリングは、のり塩テイストが強い~! 青のりの風味と塩味、ピリッとしたスパイシー系の辛味、ポテトの柔らかな食感&じゃがいもテイストが、てりやきソースとほぼ同等の強度で口の中を蹂躙していきます。

「てりたまバーガー」を食べているはずなのに、それとは別のバーガーを食べているような味わいです。ポテトフィリングが多いエリアを食べるとのり塩ポテトな味わい、少ないエリアだと「てりたまバーガー」の味わいと、ナチュラルに変化するテイストを存分に味わったところで1個をペロッと完食。これは意外な美味しさだった。ごちそうさま!

まとめ

包み紙込みで重さは243g。重量感があります

 今回のバーガー、驚きは何といっても“のり塩じゃがバター”のポテトフィリング。まさかこれほどまでに、てりやきソースの甘くて濃い味に負けないテイストだったとは思いもしませんでした。ひとつのバーガーで、てりたま味とのり塩ポテト味の2種類を楽しめました。

 ポテトフィリングの量が少なかったのは、恐らくはここまで強い味だからこそ。おかげでベースの「てりたまバーガー」の味を消さず、両方の美味しさを楽しめるようにとの計算ずくだったのではないかと想像した次第です。トータルで見た味わいは当然ながら文句なし。美味しくいただくことができました。

 提供は4月中旬までと、スケジュール的には余裕たっぷり。今回実食をしなかった「てりたまバーガー」「チーズてりたま」「てりたまマフィン」ともども、『マクドナルド』に寄られた際は「てりたまシリーズ」、ぜひ味わってみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

のり塩じゃがバターベーコンてりたま

期間:2024年3月6日(水)~4月中旬
販売:一部店舗を除く全国の『マクドナルド』
https://www.mcdonalds.co.jp/