また足元では、電気自動車、ロボット、工場自動化などアナログ半導体といわれる分野でも用途が多様化し拡大しています。今後は、半導体用途の多様化に伴い、収益や株価の変動が安定していくことが期待できます。とりわけ、AIを搭載した自動ロボットが物流倉庫で仕分けや搬送を行なうなど、人の判断が必要とされた作業でさえもロボットに任せられるようになったり、動画ニーズの高まりなどを受けてデータを処理するデータセンター向けの需要が急増したりと、半導体の需要が今後もさらに伸びると予想されます。

 もちろん、半導体サイクルが伸びることがあっても、いずれ訪れる在庫調整による調整局面からは逃れられないかもしれません。ファンド設定来の在庫調整期の半導体株指数※の値動きのマイナス幅はコロナ禍での特需からの反動があった2022年を除くと年間でならせば5%〜10%程度でした。

川上氏:好不調のサイクルを超えて大きな成長が期待できる半導体株式には、つみたて投資による長期投資と相性がよさそうですね。新NISAで長期の資産形成をスタートされた方も少なくないと思います。当ファンドは新NISAの「成長投資枠」の対象ファンドです。今後も大きな成長が期待できる「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」を投資対象としてぜひ、ご検討ください。