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●『すき家』の新メニューは海鮮ちらし丼3品。「山かけ海鮮ちらし丼」を早速食べてみた

 3月は卒業式やひな祭りなど、何かとおめでたい行事が多い季節。お祝い事と言えばお寿司を食べたくなるのが日本人の性ですが、どうせならコスパ良くお腹いっぱいにお寿司を食べたいですよね。そんな願望を牛丼チェーン『すき家』の新メニューがかなえてくれます。

「海鮮ちらし丼」(並盛690円、ごはん大盛720円、特盛1030円)、「海鮮ちらしユッケ丼」(並盛800円、ごはん大盛830円、特盛1140円)、「山かけ海鮮ちらし丼」(並盛870円、ごはん大盛900円、特盛1210円)

『すき家』では2月27日から「海鮮ちらし丼」、「海鮮ちらしユッケ丼」、「山かけ海鮮ちらし丼」の3種類のちらし寿司の販売を開始。“牛丼屋のちらし寿司”と興味をそそる新メニューをレポートします。

「山かけ海鮮ちらし丼(特盛)」

「山かけ海鮮ちらし丼(特盛)」1210円

 今回は贅沢に「山かけ海鮮ちらし丼」の特盛を注文。さすがに特盛だけあってかなりのボリューム感。ご飯の量は1.5合くらいありそうです。また、赤いマグロ(メバチマグロ)、白いイカ、黄色い錦糸卵が乗っており、ビジュアルはとても鮮やか。見ているだけでおめでたい気持ちになります。

別の小皿に入っていたとろろ芋。備え付けの醤油を使用

 ポスターではとろろ芋がかかっているのですが、とろろ芋は別の容器に入っていました。スーパーなどの海鮮コーナーに置いてある小袋わさびもついています。ちなみに筆者はとろろご飯を自宅で食べる時は、とろろ芋とめんつゆを混ぜてからご飯にかけるのですが、 とろろ芋がかかった海鮮ちらし丼を食べるのは初。ですので、とろろ芋をかけたその上にさらにわさび醤油をかける、という食べ方にしました。

彩り豊かなビジュアルが素敵

 マグロとイカは正方形にカットされており、一口サイズで口の中におさめやすいですが、箸だとやや食べにくかったので、スプーンで食べることをオススメします。肝心の味ですが、マグロとイカは瑞々しくとてもフレッシュ。臭みもなく、“牛丼屋のちらし寿司”としては悪くないクオリティです。

 全体的に味はやや薄め。ほんのり旨みを感じられる程度です。とはいえ、とろろ芋もそこまで味の主張がなく、マグロやイカと一緒に食べた時には味が喧嘩することはなく、それぞれの味をバランスよく楽しむことができました。

箸ではなくスプーンで持ち上げるべきでした……

 酢飯はべちゃっとしておらず、パラパラしているため食べやすかったです。とろろ芋と絡むことでスルスル口の中に吸い込まれるため、丼ものでありながら“ノド越し”を味わえました。

まとめ

 約1000円でクオリティの高い海鮮丼、もとい海鮮ちらし丼を食べられるのであれば、かなりコスパは優れています。

●DATA

すき家

https://www.sukiya.jp/