(左から)マインツ、レスター、ウエスカ時代の岡崎。いつだって貪欲にがむしゃらにゴールに向かって走り続けた。(C)Getty Images

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 日本サッカー史に残るレジェンドが、大きな決断を下した。

 ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する岡崎慎司が2月26日、今季限りでの現役引退を発表した。

 日本代表で119試合・50得点をマークし、ワールドカップも3大会連続で出場した37歳は、2011年にプロデビューを飾った清水エスパルスからシュツットガルトに移籍し、海外キャリアをスタート。以降、マインツ、レスター、ウエスカ、カルタヘナと渡り歩き、2022年からSTVVでプレーしている。
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 そのなかでマインツ時代には15ゴール、12ゴールと2シーズン連続でブンデスリーガ二桁得点をクリア。また、レスター時代には、主力として奇跡のプレミアリーグ制覇を果たした。

 積み重ねた欧州5大リーグでの得点数は52。データサイト『Opta』によれば、これは2位の香川真司(47)、3位の大迫勇也、奥寺康彦氏(26)を上回る日本人歴代最多の数字だ。

 この情報を届けた『Opta』の投稿には、「間違いなく歴代日本人最高のFW!」といったコメントが寄せられていることからも分かるように、岡崎は名実ともに日本屈指のストライカーだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部