JRT四国放送

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2月27日、徳島県海陽町で、利用客が低迷する町内3つの観光施設の運営について検討する会議が開かれました。

会議には、まちづくりが専門の徳島大学・田口太郎教授をはじめ、観光や経済の関係者ら8人が出席しました。

海陽町では町の第三セクター・漁火が「遊遊NASA」「ホテルリビエラししくい」「道の駅宍喰温泉」を運営していますが、2019年度から22年度までの4年間で、累積赤字は2億1047万円と深刻な経営状態が続いています。

このため会議では、施設の廃止や民間への譲渡を含め方針が検討されました。

((まちづくりが専門)徳島大学 田口太郎教授)
「町にとって貴重な施設なので、町にたくさんの人が呼べるような誘客機能を含めて、町にメリットのある形を見つけられるか」

このほかにも、委員からは様々な意見が出ました。

この会議は3月にも開かれ、より具体的な方向性が検討されます。