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小中学校の給食調理場の労働環境が過酷で危険だとして、熊本市のPTA協議会が、改善を要望しました。

【写真を見る】「労働環境があまりにも過酷。室温が40度以上になるところも」給食調理場の改善をPTA協議会が要望

熊本市の大西一史(おおにし かずふみ)市長と市教育委員会の遠藤洋路(えんどう ひろみち)教育長に改善を求めたのは、熊本市PTA協議会です。

熊本市PTA協議会 濱石浩二会長(48)「現状の労働環境があまりにも過酷。(中略)事故が起こる前に改善をしていただきたい」

協議会によりますと、熊本市内の調理場は火を使うものの虫などが入らないように窓を開けられず、室温が40度以上になるところがあるということです。

また、協議会は施設が老朽化していて空調の効果が限られているとし働く人の健康や食の安全に影響が出かねないとして施設の改善や交代要員の確保を求めています。

熊本市教委は今後調理場の集約や建て替えなどを検討するということです。