食楽web

●石川発のフランチャイズチェーン店『8番らーめん』のラーメンをお取り寄せ。石川県民が愛してやまない理由とは?

 石川県民のソウルフードの1つにあげられることも多い『8番らーめん』。家族に石川出身者がいる筆者にとってもラーメンと言えば、『8番らーめん』が思い浮かびます。たっぷりの炒めものがのった「野菜らーめん」が看板メニューの石川県発祥ご当地チェーン店です。

 昭和42年に石川県加賀市国道8号線沿いにオープンして以来、「野菜らーめん」にこだわり続け、今では北陸3県を中心に100店舗以上を展開。さらに海外にも進出しており、タイのバンコクや香港、ベトナムにも店舗があります。特にタイでは150店舗を超えるほどの人気です。

 日本全国どこからでも取り寄せができるようになったと知り、早速利用してみました。

ファン歓喜! 「8番らーめん」を全味食べられる通販のすすめ

「8番らーめん堪能セット」2700円(税込)

 今回は、塩、醤油、味噌の3種が全て入ったお店の味に近いと話題の「8番らーめん堪能セット」をお取り寄せしました。それぞれの味が2食ずつの6食セットで、1食あたりワンコイン以下とコスパも良い! 常温保存が可能なので冷蔵庫のキャパを気にしないでよくて、賞味期限も長めなのが嬉しいですね。

自宅で『8番らーめん』を再現してみた

1食のセット内容

 1食分のセット内容は、麺とスープ、8番かまぼこ。8カマと呼ばれ親しまれる8番かまぼこは『8番らーめん』のシンボルとも言える存在。お湯で麺と8カマを茹で、どんぶりに熱湯とスープを混ぜて、麺を投入すれば出来上がりです。

「野菜らーめん」風に具をのせてみました。真ん中に8カマを鎮座させましょう。野菜炒めをのせるのがポイント。野菜がおいしく食べられるよう考えてスープが作られているため、麺が無くてもスープに浸かった野菜だけで満足してしまいそう。店舗では「麺なし野菜らーめん(野菜スープ)」というメニューもあるほどです。

ごひいきの味はどれ? 3種の味を食べ比べ!

 まずは醤油から食べてみましょう。醤油は、甘めでコクがあり、生姜をメインに香味野菜の風味が効いています。チャーシューとの相性が良いので、チャーシュー麺にしたいなら醤油がおすすめ。

[食楽web]

 麺は3種とも共通で太麺でコシのある平打ちで、麺のちぢれがスープとよく絡みます。全ての味に言えますが、昔ながらのどこか懐かしい味わいが特徴。素材それぞれの良さが引き立て合い、永年愛され続ける8番の旨さへと繋がっています。

店舗でも大人気の塩味は必食!

「野菜らーめん」にハマり、いつもこの味という人も多い塩味。白くにごりのあるスープで、塩気と共に生姜やにんにくなどの野菜の旨みがたっぷりです。 

  店舗にはロングセラーの「野菜らーめん バター風味」という塩ベースにバターが効いた味もあります。バターのかけらを落とせば、お店の味に近づきますよ。他の味にもバターは合うので試してみてはいかがでしょう。

1番濃厚な味噌味も引けを取らない

 加賀味噌100%を熟成したものを使っており、深みのある味わいです。濃さはありますが、こってりの強さがちょうど良く、スープをゴクゴク飲み干せてしまう危険な味。

まとめ

 塩、醤油、味噌と『8番らーめん』の甲乙付けがたい3種の味を満喫できる「8番らーめん堪能セット」は、自宅用にも贈り物にもおすすめです。石川の味をぜひ自宅でも召し上がれ。

 能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地域のみなさまの安全と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

(撮影・文◎乃々)

●DATA

8番らーめん

https://www.hachiban.jp/