「一番大事なのは…」マリノス新監督キューウェルが強調した点は? 「やりすぎず、やらなすぎず」まずはACL16強に照準
日曜開催ということもあり、会場のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎には、2200人ものファンが集結。大賑わいのなか、昨季のJ1得点王アンデルソン・ロペスの2発に加え、上島拓巳のヘッド、エウベルのPKでの得点で、大歓声を呼んだ。
大分戦後、報道陣からそう問われたキューウェル監督は、「点数どうこうではない。今どういうところで、何割できているかではない。自分たちは今、準備している段階。2部練習があったり、休みなく、本当にずっとハードワークをやってきている」と説明。この時期に最も大切なのは、あくまで体力強化だと伝えた。
「今日も30分4本をやったなかで、気付きの部分が大事になってきている。そういうところを汲み取って、ビデオでもミーティングしたり、コミュニケーションを取りながら、しっかりやってきている。そのなかで、やはり自分が大事にしたいのは、ここでどういう風に持っていくのか。一番大事になってくるのは体力の部分で、そこをどこまで上げられるか」
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さらに「体力を上げるために、具体的にどういう取り組みをしているのか」という問いに対しては、連係面の徹底、チーム全員の当事者意識を回答として挙げた。
「ACLが最初のターゲットに置いている試合。そこにどうやって上げていくか。GPSの数字を見たり、メディカルやフィットネスのコーチと上手く連係を取りながら、やりすぎず、やらなすぎず、良い部分でどこまで一人ひとりを見ながら上げていくかが大事だと思っている。しっかりコミュニケーションを取ってやっていきたい。
今シーズンの公式戦50数試合を戦い抜くためには、何人かの選手ではなく、全員が準備できていないと難しい。もちろん要求する部分もあると思うが、何か特別なことよりかはしっかり全員が良い準備をして、いつ誰が出ても良い状態にすることが大事だと思う」
かつてはスター選手として日本代表の前に立ちはだかり、直近ではセルティックのコーチとして前田大然らに多大な影響を与えたキューウェル。2024年からはJ1の覇権奪回を目ざすマリノスの監督として、新たな成功を収められるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
