「大橋以上の活躍を誓った“9番”です」湘南FWディサロ燦シルヴァーノが二桁ゴールを標榜「注目してもらったほうが実力を出せる」
約1時間のミーティングを経て練習場のピッチに姿を見せた選手たちは、ストレッチとアジリティ、ランニングを交えたシュート練習などで汗を流した。
トレーニング終了後、今季から湘南のエースナンバーである背番号9を託されたFWディサロ燦シルヴァーノが取材に応じ、今季に向けた覚悟を語った。
「一番の得点源だった大橋(祐紀)が抜けたので、彼以上の活躍を誓った、覚悟を決めた“9番”です」
「注目してもらったほうが実力を出せるタイプなので、ぜひ自分に期待してほしいです。二桁得点を狙っていますし、チームを勝たせるゴールを決める、重要な存在でありたいです」
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23年の夏に湘南へ加入したディサロは、移籍後2試合目のアルビレックス新潟戦でさっそくゴールを記録。前半戦に思い通りの成績を出せなかったチームにとって、“レレ”の愛称で親しまれる点取り屋は後半戦への希望だった。
だが、同年9月のトレーニングで負傷。右長内転筋肉離れで離脱。湘南での出場は4試合のみに留まった。
新シーズンでは、昨季の悔しさを晴らしたいはずだ。
「離脱した時期はピッチ外にいたからこそ、自分の課題だと感じていた守備の部分を見つめ直せたので、ポジティブに捉えたい。キャンプで昨季に感じたことを実行し、試行錯誤する時間があるので、やっていきたいです。
ただ、自分の一番の持ち味はゴールを取るところなので、守備ばかりにならないように気をつけつつ、求められたタスクをこなしながら得点にこだわるのが大事。オフシーズンから怪我をしないための身体作りを意識して取り組んできたので、1年を通して戦い抜きたいです」
20年に当時J2のギラヴァンツ北九州で記録した18ゴールが自身のキャリアハイ。J1では清水エスパルスで戦った21年と、昨季の湘南で、それぞれ1ゴールしか挙げられていない。
自らの殻を破り、トップリーグで初の二桁得点なるか。勝負の1年に挑む27歳のストライカーに注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
