名画をそのままデザイン!オランダ2部に画家「アルベルト・カイプ」の限定ユニが登場
サッカーのユニフォームには、時に驚くような芸術的デザインが登場する。
今季は2部エールステ・ディヴィジを戦うオランダのドルトレヒトFCが先日発表したサードユニフォームは、芸術そのものが映し出されたデザインが密かに注目されている。
Dordrecht 2023-24 Capelli Third
ドルトレヒト 2023-24 Capelli サード ユニフォーム
23-24サードユニフォームは17世紀のオランダがそのままデザインされた芸術的な一着。地元ドルトレヒトが生み出した世界的な画家アルベルト・カイプの名画を落とし込んだものだ。
カイプは風景画の巨匠とも称される17世紀オランダ美術界で主要な画家の一人だ。
ユニフォームにデザインしてるのはカイプの代表作である「ドルトレヒトの眺め」で、1650年前後とされる時代のクラブのホームタウンを描いた1枚。日本でも比較的有名な名画である。
ドルドレヒトを流れるアウデ・マース川のボートから見た美しい景色を描いた「ドルトレヒトの眺め」。地元の誇りでもあるカイプの絵画をデザインに採用したことで、クラブはスポーツと芸術・文化を結び付けた。
クラブが公開したこの1枚の中に、カイプの姿と「ドルトレヒトの眺め」が収められている。
このユニフォームは19日に行われたKNVBカップ2回戦のカンブール戦で着用したが、試合は0-3で敗れている。しかし試合結果がこのユニフォームへの評価に影響することはないだろう。
この“芸術そのもの”というデザインのユニフォームは、クラブと提携するオンライストア(クラブ公式ストアではない)で販売中。
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