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●いちごの旬は12月から2月まで。甘みがあって、おいしい、いちごを選ぶ4つのポイントをご紹介!

 秋から冬にかけて、旬を迎える果物が目白押しですね。いちごもその一つ。12月から2月まで最盛期を迎えます。ちょうどクリスマスの時期と重なり、食べる機会が増える人も少なくないでしょう。

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 近年は、ブランドいちごがたくさんあり、スーパーマーケットの売り場でも多様な品種が並びます。そこで、おいしくて甘みのあるいちごを確実に選ぶ方法をまとめました。購入する際に、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1:形よりも、色に注目!

 今回はわかりやすいように、規格外品を購入してきました。左は1パック980円。右は1パック398円のもの。消費者心理として、形の整ったいちごの方が美味しそうに感じますが、より確実に選ぶなら色に注目してみてください。

ヘタのしたが白い場合はまだ完熟してない証拠

 表面は真っ赤に熟しているか、ヘタの下に白い部分が残っていないか。よく観察してみましょう。ヘタの下が白い場合は、まだ完熟しきっていない証拠。「あまおう」を除いて、いちごは追熟しませんので購入の際は気を付けてください。

ポイント2:「ツブツブ」も赤くなっているものを選ぼう!

ツブツブまで真っ赤なものを!

 いちごの表面にある種のようなツブツブも、実は果肉。こちらも熟していると赤くなります。完熟しきっていないものは黄色で、果肉も硬め。目視でわかりやすいポイントです。

ポイント3:一粒の大きさが大きいものを選ぼう

 どんな野菜や果物でもずっしりと重いものを選ぶのが基本となります。いちごも、一粒の大きさが大きなものほど、“一番果”と言われ、甘みや旨みを蓄えているとされています。

ポイント4:ヘタが上を向いているものほど新鮮

 意外と重要なのが、ヘタ。上向きにピンと張っているものほど、収穫から日が浅い証拠です。収穫して間もないいちごは、果肉もじゅわっとジューシーですし、ほどよい弾力もあります。

調査結果

 いちごは、品種によって甘さや酸味、果肉の硬さが異なります。糖度の高い「あまおう」や「きらぴ香」、酸味と甘みのバランスが良い「とちおとめ」など、食べ比べてみると全く味わいや香り、食感が違いますので、ぜひお気に入りのいちごを楽しんでみてください!

(撮影・文◎亀井亜衣子)