欧州競馬でまさかの“大クラッシュ”が発生し話題に(画像はイメージです)

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フランスで行われた障害レース

 欧州競馬でまさかの“大クラッシュ”が発生した。フランスで行われた障害レースで、スタート地点に殺到した複数の馬が接触。柵に激突して落馬寸前となった馬が続出し、スタートをやり直すという事態になった。英専門サイトが動画を公開すると、海外ファンから「ひどいレースだ」「安全じゃない」といったコメントが集まっている。

 完全に行き場を失った。現地4日にフランスのカーニュ・シュル・メール競馬場で行われた障害レース(4歳、芝3480メートル、16頭立て)。ゲートはなく、スタート地点に集まった馬が係員の合図で発走する「バリヤー式」と呼ばれるスタートだったが、16頭が外から柵の中のコースに一斉に入ってきたために、馬群が密集。後方の馬たちが“クラッシュ”する形となり、柵に激突して落馬寸前になった。先団の馬たちは走り出してしまったが、公正なスタートではなかったと判断されて、結局スタートのやり直しとなった。

 英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式X(旧ツイッター)は映像を公開。「これは惨事だ!」「カーニュ・シュル・メールでのやり直しで大混乱…」とつづった。海外ファンからもあきれたような反響が寄せられている。

「ひどいレースだ」
「ジョッキーたちは何をやっているんだ」
「フランスのレースを総括してる。通常でも30分遅れて出発する」
「フランスのジャンプレースは安全じゃない、たまに茶番に近いときがある」
「英国でしかこんなことは起きないと思ったが?」
「これは確かに何かがあった…」

 約10分後に再発走となったレースはフランス馬のジョリフーデガイ(騙4)が優勝。4頭がゴールできず、完走は12頭だった。

(THE ANSWER編集部)