なかなか片づかない冷蔵庫も便利アイテムとアイデア次第で、食材をムダにしない冷蔵庫に早変わり! プロのアイデアで、今すぐ使いやすくアップデートしましょう。今回は、とくに悩みが多い「冷凍室」の収納のコツを、整理収納アドバイザーのぴょこぴょこぴさんに指南してもらいました。

冷凍室は適正量がわかりやすいゾーニングでロスゼロへ

油断するとすぐ満杯&ごちゃつきがちな冷凍室。

【写真】4つのゾーンに分けてすっきり

積まずに立てて収納し、なにがどのくらいあるのかがひと目でわかるよう心がけて。

●4つのざっくりゾーニングで散らかり知らず

ジャンルごとに仕切って置き場所を定めておくと、乱れにくく、量が増えすぎないよう意識しやすい。「賞味期限が近いものを手前に置けば、期限内に使いきれるようになりますよ」

・組み合わせて使える冷凍庫用仕切板 約14×14.5×高さ14.5cm \150(無印良品

●トレーを使って上段に急速冷凍コーナーをつくる

肉や魚は、薄く&平らにして、急速冷凍するのがコツ。「熱伝導率の高いステンレス素材のトレーに置けば、凍るまでの時間が短くすむので鮮度低下が防げます」

・ステンレス万能トレー 25.5×18.5×高さ1cm \110(Seria)

●洗いやすい保存容器で使ったあともラクに

「ふちがフラットですっきりしていて、密閉性が高く、洗いやすいのが冷凍庫に最適」。中身が見えやすく、スタッキングしやすいのもおすすめポイント。サイズ展開も豊富です

・楽ちんパック浅型550ml クリアーホワイト \110(Seria)

●切り替えできるサブの冷凍室にアイスをまとめれば節電に

年間とおしてアイスの消費量が多い家庭は、切替室と呼ばれるミニ冷凍室を専用置き場にするのがベター。「メイン冷凍室の開閉数が減るため、電気代節約になることもありおすすめ」

収納アイテムを選ぶコツ

収納アイテムを選ぶのが難しいんですよね…」 (佐藤さん)

「選び方のコツ、お答えします!」(ぴょこぴょこぴさん)

●選ぶコツ1:まずはサイズを測ろう

買う前に、縦×横×奥行をミリ単位で測り、スマホのメモ帳などに記録。「推測で購入するのは失敗のもと。便利なアイテムもサイズが合わないと使えません」

●選ぶコツ2:透明&長さのあるアイテムがおすすめ

中身がしっかり見えつつも、圧迫感がなく、清潔感も演出できる透明素材で統一するとよりすっきりした冷蔵庫に。「奥行に合った長さのものをチョイスして」

●選ぶコツ3:収納アイテムは少しずつ買いたして

一気にそろえず、使い勝手を確かめながら順番にアイテムを買いたして。「使わない収納アイテムが増えてしまうのは絶対NG。ごちゃつきの原因になります」

この特集で紹介したアイテムは、撮影時に各店舗で販売されていたアイテムです。本誌発売時には仕入れ状況によって同じアイテムがない場合や、すでに販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。サイズはとくにお断りのない場合は、縦×横の順に表記しています