長年、サッカー界をけん引してきた“2大巨頭”であるFWクリスティアーノ・ロナウドもFWリオネル・メッシもいないUEFAチャンピオンズリーグが幕を開けた。

 08年から10年もの間、バロンドールを2人で“独占”し、「どちらが世界最高の選手なのか」という“メッシ・ロナウド論争”は長年にわたってサッカー界で議論されるなど、2強時代が続いてきた。

 当然、欧州CLの舞台でも主役となり、C・ロナウドはマンチェスター・U在籍時に1回、レアル・マドリー在籍時に4回、メッシはバルセロナ在籍時に4回、欧州の頂点に立った。

 しかし、現在はC・ロナウドがサウジアラビアのアルナスル、メッシがアメリカのインテル・マイアミに在籍しており、2人の姿は欧州にはない。

 データサイト『Opta』によると、C・ロナウドもメッシもいない欧州CLは02-03シーズン以来、実に21シーズンぶりのことに。そして、多くのファンが「一つの時代の終わり」と反応している。