業務スーパーの『豆腐皮』はヘルシー麺なの? 食べ方・風味・食感を確かめてみた
業務スーパーで販売されている『豆腐皮』をご存じでしょうか。
豆腐をシート状に引き延ばした、豆腐皮(トウフービー)という中華食材の冷凍品です。細長く刻んでパスタ用の代替麺にしたり、サラダのボリュームアップ具材にしたり。見た目よりも活用度高めの便利食材ですよ。
『豆腐皮』の価格は?
『豆腐皮』は354円(税込、税抜328円)で販売中。冷凍豆腐皮が6枚入って、内容量は500g(1枚約83g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
以前(2018年)に紹介した際は321円(税込)だったので、当時と比べると10%ほどの値上がりです。コスパ(単価)は100gあたり約71円。一般スーパーでは見かけないマイナー食材ですが、業スーだとカットされたタイプの『豆腐皮スライス』(500g・354円)や『豆腐革麺』(500g・537円・約107円/100g)などの姉妹品もラインナップされています。
『豆腐皮』の調理方法は?
重なった状態で凍っているので、冷蔵庫で1〜2時間ほど置いて半解凍してから使いたい分だけ取り出すのがよいかと。あとはレシピに応じて食べやすいサイズにカットし、熱湯で1〜2分茹でればOK。サラダに使う場合は茹でたあと冷水で締めると、より食感が良くなります。
『豆腐皮』の味・食感は?
加圧して水分を抜いた豆腐です。原料は大豆と凝固剤のみ。大豆の旨みが凝縮され、素朴ながらしっかりした風味があります。薄い味付けだと淡白に感じやすいので、豆板醤など中華風の濃い味付けで野菜炒めにするのが鉄板でしょうか。
水分がないのでレシピによってはパサパサ感が気になりがちですが、ふんわりした口当たりと程よい弾力感があって総合的には悪くない食感。サラダのボリュームアップ具材にしたり、代替麺(フェイクヌードル)としてパスタソースと合わせても十分成立するクオリティです。
公式サイトの商品紹介ページからアレンジレシピが参照できますし、意外と活用方法には困りません。とくに豆腐皮と鶏手羽肉のスープ煮にすると上品なおいしさに仕上がります。冷凍庫のスペースも圧迫しませんし、使い慣れると便利な食材のひとつですよ。
『豆腐皮』のカロリーは?
カロリーもチェックしておきましょう。
『豆腐皮』は100gあたり214kcal(脂質 12.4g、炭水化物 2.8g)。1枚(約83g)あたりは約178kcal。料理に使う際の参考にどうぞ。