ユニクロ「クルーネックT」が超優秀!大人世代は5分袖&首のつまりがポイント
まだまだ猛暑の余波がまだまだ残る9月。そんなとき、クローゼットにあったら便利なのが「クルーネックTシャツ」です。今回は、シューズデザイナーでファッション系ユーチューバーの今西優子さんに、大人が使えるプチプラ服を紹介してもらいながら、秋らしくて涼しいコーデのコツを教えてもらいました。
ユニクロの「クルーネックT」は、5分袖&首のつまりが大人向け優秀アイテム
まだまだ残暑厳しい時期、着るものは涼しさも必要ですが、少し秋らしいおしゃれもしたくなってきます。そんなときに活躍するアイテムが、ユニクロの「クルーネックT(5分袖)」です。
今西さんによると、「このTシャツは首がつまっていて、袖も5分と長いので、大人に似合うデザイン」ということで、大活躍中だと言います。
●素材、サイズ、色…どうすればいいの?
「ベージュ、グレー、ブラック、グリーン、ネイビー×ブラックのボーダーの5色を購入しました。ちなみに、今回、明るいカラーはパスしています」
その理由は、大人にはなかなか難しい色というのがあるそう…。
「白っぽいというか、パステル調のカラーを大人が着こなすのは難しいんですよね。10代、20代向けというか、少し子どもっぽく見えてしまうので」
パキッとしたビビッドカラーや、逆にくすみカラーならいいそうですが、パステルっぽい色は大人は避けた方がいいのだとか。
「ボーダーも、白×黒や青といったボーダーだと、少しリラックス感が出すぎてしまいがち。ボーダーが細くて、色もネイビー×黒といったコントラストがあまりないものなら、ニュアンスが出て、大人っぽくすてきに着こなせると思います」
そして、ふだんはワンサイズ大きめを買う今西さんですが、このTシャツはサイズ「S」にしたそう。
「リブ素材のせいか、ピタッとしている方がシルエットがキレイに見えました。そのため、サイズは小さめを選んでいます」。ピッタリサイズがうれしいのは、とくにこの時期ならではという理由もあるそう。
「ジレやジャケット、カーディガンなどと重ねるのにもちょうどいいんです。重ね着すれば、9月どころか10月くらいまで活躍するアイテムです」
<残暑向け!大人Tシャツの選び方>
・リブなど、少ししっかりした素材
・首がつまっているクルーネック
・5分袖など、袖が長めのもの
・カラーはシックなベーシックカラーか濃いめカラー
・ボーダーは細めのニュアンスカラー
・重ね着が可能なピッタリサイズ
秋口にピッタリなクルーネックTシャツ・コーデ5選
それでは、プチプラとは思えない、Tシャツコーデを早速、ご紹介します。(現在、このTシャツはセール品となっており、完売しているカラーもあります。ご了承ください)
●コーデ1:ベージュのワントーンコーデは、晩夏にピッタリ。色で秋らしさを演出
「ベージュはボケてしまいがちな色なので、ワントーンコーデと言いつつ、少しコントラストを効かせました」。ベージュトップスに白のボトムス、そこに、ブラウンのベルトやバングルをたして全体を引き締めています。
「足元は、ニュアンスカラーのグルカサンダルです。グルカサンダルも、秋にも活躍してくれる優秀アイテム。寒い日には、靴下をプラスしても」。アクセサリーもトーンを合わせて、ゴールドをチョイス。
<コーディネート詳細>
リブクルーネックT(5分袖)31 BEIGE \1500、イタリアンレザーヴィンテージベルト 38 DARK BROWN \2990(ともにユニクロ)、ローウエストバギーパンツ+EC(丈長め78.5cm) 01 OFF WHITE \1990(GU)、グルカストラップサンダル OAK \25300、2wayスクエアバッグ WHITE \31900、ヘキサゴン・カラーサングラス BR \16500、アシメカット イヤカフ GD \7700、アシメカットチョーカー GD \9900、ウッドバングル DARK BROWN \13200(すべてMANA)
●コーデ2:微妙なグリーンは、デニムと合わせて。サロペットも大人顔に着こなせる
深いグリーンは、少しコーデが難しい色。「冒険カラーは、デニムと合わせれば、なんとかなります」。
サロペットも大人っぽく着こなせるのは、やはり首のつまりと袖の長さのおかげ。「これがダボっとしたTシャツだと、途端に間が抜けた感じになってしまいます」
厚底スニーカーでさらに下半身にボリュームを持たせると、バランスよし。
<コーディネート詳細>
リブクルーネックT(5分袖)53 GREEN \1500(ユニクロ)、デニムバギーサロペットパンツRS+E 69 NAVY \2990、ビーニー 09 BLACK \990(ともにGU)、ブロック・スニーカー \28600、クラウンスタイル・アイグラス \16500、アシメカット バングル \9900(すべてMANA)、イヤカフはコーデ#01と同じ
●コーデ3:ネイビーボーダーにジレを重ね着すれば、秋らしくて粋なお出かけ服に
細いボーダーにネイビーのジレを重ねました。やはりTシャツのシルエットが細いので、スッキリした印象です。「ボトムスとハットはベージュにして、全体の印象を軽くしています。これで黒を合わせてしまうと、暑苦しくなってしまいますから」
アクセサリーもシルバーで軽めにしています。「重ね着したら、後ろ姿もチェック。全方位でバランスをみるのも忘れずに」
<コーディネート詳細>
リブボーダークルーネックT(5分袖)69 NAVY \1500、UNIQLO and JW ANDERSONリネンブレンドラペルワンピース(ノースリーブ) 69 NAVY \5990(ともにユニクロ)、トレンチコートパンツ\7990(ZARA)、ハット(GU)、ウッドバングルはコーデ#01と同じ、スニーカーは、コーデ#02と同じ
●コーデ4:グレーTシャツに黒カーデをかけて引き締め。ワイドパンツ×厚底もバランス◎
「グレーはちょとした表情が出るので、使いやすく、着るだけでおしゃれに見えると思います」。タイトな上半身に、ボリュームのあるワイドパンツを合わせてバランスよくコーディネート。肩に、ブラックのカーディガンをかけて、引き締めています。
「ゆるいトップスに肩かけしてしまうと、ちょっとボリュームが出すぎてしまうので、羽織りたい季節には、タイトなTシャツは重宝しますね」
<コーディネート詳細>
リブクルーネックT(5分袖)07 GRAY \1500(ユニクロ)、シアーリブクロップドカーディガン(長袖)YT+E 09 BLACK \1990(GU)、ボトムス(SHIEN)、エアーサンダル 黒 \26400(MANA)、ベルトはコーデ#01と同じ、そのほかはコーデ#03と同じ
●コーデ5:細見えのブラックTはワイドパンツと。大きなバッグでトップのタイトさをカバー
「黒はやっぱり着やせして見えます!」ということで、こちらも大人にはうれしいカラーです。細身のトップスにきれい色の丈長ボリュームデニムパンツを。
「ちょっと上半身が心もとない感じになるのですが、そういう場合、私は大きなバッグを持つことにしています」。ビッグサイズのバッグを肩にかけることで、全体のバランスが取れるそう。
「足元は厚底スニーカー。アクセサリーはシルバーでまとめました」
<コーディネート詳細>
リブクルーネックT(5分袖)09 BLACK \1500、UNIQLO and MARNI バギージーンズ 65 BLUE、イタリアンオイルドレザーベルト 09 BLACK \2990(すべてユニクロ)バッグ SAC MESH \16500(NOMADIS)、そのほかコーデ#03と同じ
いつもプチプラ服を大人っぽくすてきに着こなす今西優子さん。ちょっとしたポイントを抑えれば、お金をかけなくてもおしゃれはできることを教えてもらいました。
紹介した商品は、執筆時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください