“今”の自分に不要なものを手放して、暮らしをもっと軽やかにしたいですよね。ここでは、ものとの関係を見直した人たちの、捨てテクニックを紹介します。子どものもの・旦那さんのものの捨てポイントは要チェックです。

「10日捨て」スケジュール<4日目〜6日目>

1か所60分を10日続けるだけの、とん子さん流“10日捨て”。片づけやすい最初の3日間で弾みをつけて、4日目以降も続けてみて!

●4日目:オモチャ箱

子どものものは勝手に捨てないように注意!

・子どものものは自分で分別してもらう

以前はオモチャを1点ずつ、「これはいる?」と確認。「それが今では、『これは赤ちゃんぽいから』『壊れているから』と、自分から手放せるようになりました」

子どもも進んで整理してくれるように。

●5日目:クローゼット

上下3着ずつあれば1シーズン乗りきれる!

・今の自分に似合わないものは捨てどき

服は着てみて、違和感を感じたものは手放します。「季節ごとに上下各3枚ずつあれば、私は十分。ワンシーズン着て、生地が傷んだものは処分します」

手前の服が処分品。こんなに捨てられた!

・夫が手放してくれないときは活用の道を伝える

捨てるのが苦手な夫には、『この穴のあいた靴下、窓のサッシ掃除に使っていい?』などと提案。「捨てるとは言わず、別の必要性を説明すると抵抗なく手放せるようです」

●6日目:子ども部屋

オモチャ箱同様、本人にまかせる。親のものは取り除いておいて。

・捨てたくないものは事前により分けておくとラク

子どもの工作やベビー服は捨てない、と事前に決心していたというとん子さん。「作業中に迷いが生じると時間もかかるので、考えておくとスムーズです」

【10日捨てのコツ】

→片づけが大変な場所の翌日はラクな場所に

「毎日作業が大変だと続かないので、物量の多い場所とそれほどでもない場所を交互に作業するように」。やり残しは翌日にスライドし、リカバリーすればOK。