ショウガがしっかり効いた「厚揚げトマト炒め」。冷房で冷えた体もポカポカ
冷房で体が冷えやすい夏は、冷え解消・新陳代謝促進できるショウガのレシピがおすすめ。管理栄養士の長谷川あかりさんに、ショウガ香るトマト炒めと、シメジとミツバの煮びたしのレシピを教えてもらいました。
ショウガでを使った冷えしらず献立レシピ
・冷え解消
・新陳代謝の促進
ショウガは加熱すると辛味成分ジンゲロールの一部がショウガオールに変化し、体を温める効果がアップ。冷房で体が冷えやすい夏は、生より加熱して食べるのがおすすめです。この辛味成分には血行をよくして代謝を促す働きもあるので、夏バテ予防にもひと役かってくれます。
●ショウガ香る厚揚げトマト炒め
トマトと厚揚げは手軽に栄養がとれる夏の黄金コンビ。ピリッと効いたショウガの辛味でメリハリのある味わいに。
材料(4人分)
厚揚げ 400g
トマト 2個
ショウガ 2かけ(30g)
ゴマ油 大さじ1
豆板醤 小さじ2/3〜1
塩 適量
A[しょうゆ大さじ2 酒大さじ1と1/2 砂糖小さじ1]
【つくり方】
(1) 厚揚げは横半分に切り、端から1.5〜2cm幅に切る。トマトは4等分のくし形切りにする。ショウガは千切りにする。
(2) フライパンにゴマ油を弱火で熱し、(1)のショウガと豆板醤を炒める。ショウガの香りが立ったら、厚揚げとトマト、塩少しを加えて中火で炒める。
(3) トマトがくたっとしたらAを加え、ざっと炒めて水気を飛ばし、塩少しで味をととのえる。
[1人分211kcal]
<POINT>
ショウガと豆板醤は焦がさないように弱火で香りをしっかり引き出して。ショウガは具としても楽しめるようにたっぷり使い、歯ざわりが残る千切りにして存在感を出す。
副菜にもショウガを!
ショウガの香りが際立つあっさりとした塩味に。
●シメジとミツバの煮びたし
材料(4人分)
シメジ 2袋(200g)
ミツバ 1束
オリーブオイル 小さじ1と1/2
塩 適量
A[だし汁2カップ みりん小さじ2 塩、ショウガ(すりおろす)各小さじ1]
【つくり方】
(1) シメジは石づきを除き、軽くほぐす。ミツバはざく切りにする。
(2) フライパンにオリーブオイルを中火で熱して(1)のシメジを入れ、塩ひとつまみを加えて炒める。しんなりしたらAを加え、ひと煮立ちしたらミツバを加えてさっと混ぜる。火を止め、塩少しで味をととのえる。
[1人分30kcal]
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう