子どもの熱中症対策は?

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 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する明光ネットワークジャパン(東京都新宿区)が、「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する意識・実態調査」を実施し、その結果を公表しました。

7割以上が熱中症対策を実施

 調査は6月16日から同月21日にかけて、小学4年から中学3年の保護者1000人を対象にネット上で実施しました。

 まず、家庭で夏季期間中に熱中症対策をしているか聞いたところ、「どちらかというと熱中症対策をしている」(45.8%)、「熱中症対策をしている」(28.4%)、「どちらかというと熱中症対策をしていない」(18.4%)、「熱中症対策をしていない」(7.4%)という結果となりました。7割以上の人が熱中症対策をしているのが分かります。

 また、熱中症予防などについて、親子で話し合っているかどうかを聞くと、「話し合っている」(20.3%)、「どちらかというと話し合っている」(36.8%)となり、話し合っていると回答した人が6割近くを占めました。

 暑さで子どもが体調を崩したことがあるかについては、「ある」(51.3%)、「ない」(46.4%)、「答えたくない」(2.3%)という結果となりました。暑さが原因で子どもが食欲不振になった経験については、「食欲不振になったことがある」(15.0%)、「どちらかというと食欲不振になったことがある」(36.2%)となり、半数以上の子どもが食欲不振になった経験があることが分かりました。

 マスク着用が子どもの熱中症に影響するかについて聞きました。「影響すると思う」(48.0%)、「どちらかというと影響すると思う」(39.1%)となり、影響すると感じている人が9割近くに達しました。

 最後に、子どもが体育会系のクラブに所属している保護者807人を対象に、夏季期間中のクラブ活動(体育系)について、暑さに対する不安があるかを聞くと、「不安を感じる」(30.4%)、「どちらかというと不安を感じる」(45.3%)の合計が75.7%となり、8割近くの親が不安を感じているのが分かります。

 また、気温が高い日のクラブ活動についてどう思うかを聞くと、「クラブ活動を控えてほしい」(22.6%)、「どちらかというとクラブ活動を控えてほしい」(40.8%)、「どちらかというとクラブ活動を控える必要はない」(25.7%)、「クラブ活動を控える必要はない」(11.0%)という結果となりました。