家の購入後に後悔したことは?

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 “訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLink(東京都江東区)が、「家の立地で後悔していることに関する意識調査」を実施し、その結果を公表しました。

 調査は5月21日から6月1日にかけて、家を購入したことがある男女計455人を対象にネット上で実施しました。

 まず、家を購入する際に立地条件を重視したかを聞いたところ、「まあ重視した」(54.2%)が最も多く、「とても重視した」(31.6%)、「あまり重視しなかった」(13.8%)、「全く重視しなかった」(0.4%)と続きました。

 続いて、家の購入後に後悔していることを複数回答可で聞きました。3位は「交通の便が悪い」(42人)です。「駅からの距離は満足だが、駅に止まる電車の本数が日中は少ない」(35歳男性)、「自動車がないと通勤にも通学にも不便なこと」(46歳女性)、「駅までバスを利用しなければならない。バスが減便されて不便になり、失敗したなと思いました」(54歳女性)といったコメントが集まりました。

 2位にランクインしたのは「日当たりが悪い」(43人)です。「日当たりが悪く、洗濯物が乾きにくい」(32歳男性)、「大きい家に囲まれていて日当たりが悪く、家の中はカビや湿気が多いです。もっと考えて探せば良かったと後悔しています」(47歳女性)、「購入当初南側は果樹園だったが、あとで家が建ったので日当たりが悪くなった」(52歳男性)といったコメントが寄せられました。

 そして、1位は「騒音がある」(60人)です。「高校のすぐ横なので、目の前が通学路となっていてやや騒がしい」(33歳女性)、「近くのレストランに出入りする車の音がうるさいので、後悔しています」(43歳男性)、「ショッピングモールと幹線道路が家の近くにあるので、一日中騒音がすごい」(65歳男性)という回答が集まりました。

 同社は、調査結果を受け、「購入前によく調べたつもりでも、住んでみてから分かることもあり、後悔する人も多いです。あとから『しまった』と思わないよう、検討している立地のメリットだけではなくデメリットについても情報収集して、納得できる立地を選びましょう」などとコメントしています。