目下3連勝中のテーオーソラネル(今年3月撮影、ユーザー提供:ななみさん)

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 1勝クラスから3連勝中のテーオーソラネル(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が、七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初挑戦初制覇を狙う。

 テーオーソラネルは父シルバーステート、母アドマイヤチャーム、母の父キングヘイローの血統。一昨年12月に初勝利を挙げて以降、1勝クラスで足踏みが続いたものの、昨秋から5カ月の休養を経て覚醒。3月の1勝クラスでルーキー・河原田騎手を背に初勝利を挙げると、続く2勝クラス、3勝クラスも制し、一気にオープンへと駆け上がってきた。レース運びに幅が出てきたのも収穫で、今の勢いなら重賞初挑戦でも大いに期待できそうだ。

 須貝厩舎は七夕賞に強く、12年アスカクリチャン(12番人気)と16年アルバートドック(3番人気)で2戦2勝。ここで勝って現役単独トップの3勝目となるか、大いに注目したい。