【JRA新馬戦】ソダシの半弟カルパ、ステルヴィオの半弟ラケダイモーンなどがデビュー

　8日(土)・9日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、6日確定した。

　今週は福島・中京・函館で計9鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。

◆7/8(土)
・福島5R(芝1800m・12頭)
エコロヴァルツ(牡、M.デムーロ・牧浦充徳、ブラックタイド)…坂路で追い切られ、4F53秒台で1勝クラス馬と併入。乗り込み量豊富で動きは素軽い。

・福島6R(牝・芝1200m・12頭)
ウインアリス(牝、石川裕紀人・上原博之、サンダースノー)…半姉ウインシャーロット(父スクリーンヒーロー)は昨年のターコイズSと今年の京都牝馬Sで2着の実績を持つ。美浦ウッドで追い切られ新馬と併入した。

・中京5R(芝1400m・9頭)
シホノヴェローチェ(牡、坂井瑠星・杉山佳明、ダイワメジャー)…セレクトセールにて4620万円で取引された。芝コースで追い切られ、4F54秒台で2勝クラス馬と併入。動きは良化傾向にある。

・函館5R(芝1200m・13頭)
デビルシズカチャン(牝、C.ルメール・武幸四郎、ベストウォーリア)…セレクトセールにて3300万円で取引された。ウッドコースで追い切られ、5F71秒台で2勝クラス馬と併入している。

◆7/9(日)
・福島5R(芝2000m・11頭)
ヘルモーズ(牡、団野大成・小林真也、モーリス)…母系祖母がウインドインハーヘアで、伯父にディープインパクトがいる血統。坂路で追い切られ、3勝クラス馬と併入した。

・福島6R(芝1200m・10頭)
ガラクシア(牝、斎藤新・斎藤誠、ディープブリランテ)…全兄に2020年の日経新春杯勝ち馬モズベッロがいる。美浦ウッドで追い切られ、5F68秒台で2勝クラス馬に先着した。

・中京5R(芝2000m・8頭)
ラケダイモーン(牡、川田将雅・須貝尚介、レイデオロ)…セレクトセールにて2億4200万円で取引された。きょうだいに2018年のマイルCSを勝ったステルヴィオ(父ロードカナロア)などがいる。順調に調整されており、状態は良さそう。

ドゥマイシング(牡、坂井瑠星・矢作芳人、ドゥラメンテ)…セレクトセールにて2億2000万円で取引された。母フォースタークルックは米G1勝ち馬。坂路で追い切られ、4F53秒台で古馬オープンのホウオウアマゾンに先着した。

・中京6R(牝・芝1600m・10頭)
バウンシーステップ(牝、菱田裕二・高橋亮、モーリス)…母バウンシーチューンは2011年のフローラS勝ち馬。調教の動きが抜群で、実戦でも走ってきそう。

・函館5R(芝1800m・9頭)
カルパ(牡、武豊・須貝尚介、モーリス)…半姉にGI・3勝のソダシ(父クロフネ)がおり、当馬も白毛馬。追い切りの併せ馬では遅れたが、仕上がりは上々。

レガレイラ(牝、C.ルメール・木村哲也、スワーヴリチャード)…半兄に昨年の毎日杯で3着だったドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)がいる。芝コースで追い切られ、5F65秒台をマークした。