59kgを克服してポラリスSを制したオメガレインボー(ユーザー提供:こよさん)

写真拡大

 ポラリスSを制したオメガレインボー(牡7、栗東・安田翔伍厩舎)がプロキオンステークス(3歳上・GIII・ダート1400m)で重賞初制覇を目指す。

 オメガレインボーはキャリア33戦の古豪だ。2歳12月のデビューから大きな休みを取ることなく走り、オープンでは21年アハルテケSと23年ポラリスSの2勝を挙げている。ただ、重賞では9戦して21年エルムSの2着が最高着順。3着が3回、4着が1回、5着が2回と堅実に駆けているが、なかなかタイトルに手が届いていない。

 昨年以降の重賞を振り返ると、1200mは少し短く、逆に1700m以上はやや長い印象があったが、今回はベストの1400m。前走のポラリスSで初の59kgを克服して勝利したように、7歳を迎えて充実期を迎えた印象もある。“10度目の正直”で重賞ウイナーの仲間入りを果たすシーンは十分にありそうだ。