44歳、思い描いていた理想とはまったく違う自分に引け目を感じて…
40代は、老いを感じるほど年をとってはいないけれど、若い頃のようにはいかないことも増える微妙な年代。現在44歳、3人の息子と夫と暮らすイラストレーターのマルサイさんも、思い描いていた40代とのギャップを感じるそうで…。マルサイさんが、美容やファッションを始めとした40代の悩みに向き合っていく新連載「マルサイの惑いっぱなし40代」がスタートします!
44歳、思い描いていた理想の自分とは全然違っていて…
こんにちは! マルサイです。中2・小6・小3の三兄弟の母をしながらエッセイ漫画を描いております。昭和54年生まれのもうすぐ44歳です。44歳。
44歳ですって? なんだかヘンな感じです。
だって私が思う一般的な40代の女性って、品があって落ち着いていて知的で教養があって、それなりにキャリアを積み上げていて身につけているものも上質でオトナ中のオトナってイメージがあるんですもの。
そのイメージと自分を比べるとあまりにも乖離がありすぎて、人前で「44歳になります」と胸を張って言えない引け目のようなものを感じます。
40代という年代に不用意に突入し、すでに4年もたってしまった。イメージとはほど遠く足りないことばかりの自分に不安や焦りを感じます。それなのに悩みの数だけは年相応にあるからイヤになっちゃう。
子どものこと、夫婦のこと、親のこと、お金のこと、仕事のこと…考えるべきことは山ほどあって、気づけば自分のことは脇において保留にしたまま。目の前のタスクをこなすことで精一杯の毎日です。
●目の前のことで精一杯の毎日だけど、楽しく明るく歳を重ねていきたい!
でも今一度ここらで自分自身に問いかけたい。
「このまま時の流れに身を任せていていいのか?」と。
答えは否!
思い描いていた40代の自分像や暮らしにはほど遠く、満足できてるかと聞かれたら満足していないと答えます。
もっとよくしたい。充実させたい。キラキラ輝く40代になりたい。できることはなんでも挑戦したい。楽しく明るく歳を重ねていくために。
この連載では、そんな悩み多きお年頃・40代の悲喜こもごもや奮闘や足掻きを等身大で綴っていきます。40代のみなさんと同じ思いを共有できたら嬉しいです。さぁどんな40代にしていきましょうか!