家族で共同で使う玄関は、気がつけばものが増えていきますよね。60平米の賃貸マンションに6人で暮らすブロガーのベリーさんはコンパクトな玄関でもすっきり使っています。その秘けつを教えてもらいました。

6人家族の玄関収納。「今必要なもの」だけ持って、すっきり暮らす

60平米の賃貸マンションに、6人家族で住んでいます。夫婦共働きで、保育園児から中学生まで4人の子育て。コンパクトだけれど駅近で交通の便がいい住まいを選ぶことで、住居費を抑え(自家用車も持っていないのでクルマ関連の費用もありません)、その分、食費などに気にせず使えるようにしています。

【写真】6人家族の靴箱の中身

●限られた玄関スペース。家族の靴は最小限に

玄関は、やはり手狭です。つくりつけの靴箱も6人分の靴となると、すぐいっぱいになります。そんなわけで、わが家の場合は、

・私 パンプス2足、スニーカー1足、サンダル1足

・夫 通勤用の革靴2足、スニーカー1足、サンダル1足

・子どもたち それぞれスニーカーなど1足、サンダル1足、下の子たち2人は長靴1足ずつ

というように、家族ひとりひとりが必要最小限な靴のみ持つようにしています。

子どもは短い期間に靴をだめにしがちですが、靴を買い替えたいと思ったら近所のショッピングモールにすぐ買いに行けますし(交通の便がいいところに住むメリットのひとつです)、Amazonなどで注文すれば、早ければ翌日には届けてくれる時代です。そのため、「とりあえず」の靴を持つ必要もなく、必要最小限のものを持つことにしています。雨の日に靴が濡れてしまっても、帰宅した順番に、靴用の乾燥機で乾かせばOKです。

●玄関には外出用のセットを設置

また、わが家の玄関には「出かけるときに必要となるもの」を置くようにしています。たとえば、マスク。玄関ドアにマグネット式の収納グッズ(100円ショップで購入)を2つはりつけて、上は中サイズ、下は小サイズのマスクを入れています。

そして、折りたたみ傘。コンパクトにたためる軽量サイズの傘は、カゴに入れて、靴箱に収納しています。今日は雨が降るかも、という日にはここからさっと取り出して持っていけます。

玄関で使うものは玄関まわりに収納。靴ブラシは靴箱の上においた木製ボウルに入れています。

また、週末などに使う靴みがきグッズはふたつきのあき箱にまとめて、靴箱の中に入れています。

ぜひ連休中、時間があれば靴箱の中を一度のぞいてみてください。もしかしたら、もうはかない靴が何足もあるかもしれません。「好きな靴、今必要な靴」以外を手放すことで、スペースがすっきり。出かけるときに必要なグッズの置き場を、玄関に移せるかもしれません。
ものの数が減り、必要なものを必要な場所に置いて行動がスムーズになると、気分も軽くなりますよ。