足を踏まれた三笘は痛みで起き上がることができなかったが…。(C)Getty Images

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 恩恵を受けたトッテナムのOBも誤審に苦言を呈している。

 周知の通り、三笘薫が所属するブライトンは、4月8日のプレミアリーグ第30節のトッテナム戦(1−2)で誤審の被害にあった。

 71分に三笘が敵陣ペナルティエリア内でピエール=エミル・ホイビュアに足を踏まれて転倒するも、ノーファウル。日本代表アタッカーが主審に怒りの抗議したこのシーンは、翌日に審判を統括する組織『PGMOL』の最高責任者を務めるハワード・ウェブ氏が誤審を認め、ブライトンに謝罪する事態となった。

 トッテナムOBのアラン・ハットン氏は、英メディア『Football Insider』でこの場面について、「それを見て、ペナルティだと思った」と語っている。

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「間違いなくペナルティだった。最悪なのは審判がそれを正しいと見ていることだ。彼が100パーセント確信が持てなかったら、それが VAR が介入する理由だ。PKを与えず、何も起こらなかったかのようにプレーし続けることは、特にテクノロジーがあることを考えると、信じられないことだ」

 元スコットランド代表DFは、「(プレミアリーグは)レフリーの最高レベルであるべきであり、そのような基本的なミスを犯したのなら、協会が謝罪したのも不思議ではない」と続けている。

 そのまま試合が流れたのが信じ難いようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部