Appleが、年次開発者会議であるWWDCの2023年版となる「WWDC23」を、日本時間の2023年6月6〜10日の5日間開催すると発表しました。2023年のWWDCは、カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社Apple Parkで行われます。

WWDC23 - Apple Developer

https://developer.apple.com/jp/wwdc23/



WWDC returns to Apple Park June 5 | TechCrunch

https://techcrunch.com/2023/03/29/wwdc-returns-to-apple-park-june-5-9/



Apple’s WWDC 2023 keynote will take place on June 5

https://arstechnica.com/gadgets/2023/03/apple-will-host-wwdc-2023-in-person-and-online-june-5-through-june-9/



WWDC23は6月5日の基調講演から始まります。基調講演ではiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSといったAppleの開発するOSの最新バージョンが発表され、その後、開発者向けの講演など各種イベントが行われる模様。

AppleはMac向けの独自開発プロセッサである「Apple Silicon」をWWDC 2020で発表。

AppleがMacでも独自開発のプロセッサに移行する「Apple Silicon」を発表、iPhone&iPadのアプリがMacでも利用可能に - GIGAZINE



その後、2022年のWWDC22では各種OSと合わせ、新型Apple Silliconとなる「M2」と、M2搭載の新型MacBook Airが発表されました。

M2・iOS16・iPadOS16・watchOS9・macOSVenturaなどが発表されたAppleの年次開発者会議「WWDC22」まとめ - GIGAZINE



2023年にはAppleが次世代チップとなる「M3」や、M3搭載のiMacを計画していると報じられているため、これらがWWDC23で発表される可能性は十分にあります。

Appleは2023年後半にM3搭載のiMacを発売するとの報道 - GIGAZINE



この他、Appleが開発しているとウワサされている複合現実(MR)ヘッドセットの「Reality Pro」が、WWDC23の中で発表されると期待されています。ただし、これはあくまで発表されるだけで、2023年6月にすぐに発売されることにはならないだろうと海外メディアのArsTechnicaは予想しており、実際の発売時期は「新型iPhoneが発表される9月以降の可能性が高い」としています。

AppleのMRヘッドセット「Reality Pro(仮称)」は2023年6月のWWDCでお披露目される可能性 - GIGAZINE



なお、AppleのReality Proについては社内から疑問の声が上がっており、完成度が不安視されています。

発売間近のAppleのMRヘッドセットについて社員から疑問の声が上がる - GIGAZINE



GIGAZINEでも毎年WWDCの内容をリアルタイムで記事化しているので、WWDC23もこうご期待。