ロサンゼルス、サンノゼに続き…!

マニラ線も

 JAL(日本航空)グループが展開する中長距離国際線LCC(格安航空会社)、ZIPAIR Tokyo(ZIPAIR)が、2つの新路線を2023年度上期に就航させます。2月21日の記者会見で同社の西田真吾社長が発表しました。


ZIPAIRの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 西田社長によると、第1四半期中にサンフランシスコ(アメリカ)線、第2四半期にマニラ(フィリピン)線を開設するとのこと。具体的なスケジュールは、追って発表するとしています。ZIPAIRでは、23年夏にかけてボーイング787を3機、追加導入を予定しており、新路線の開設はこれに合わせたものになるとしています。

「どちらも需要が多く、両路線も既存のエアラインの競争も激しいですが、開設も待っているお客様もいらっしゃると思います。ZIPAIRではすでにサンノゼ線を開設済みですが、そこにサンフランシスコ線を就航させることで、お客様が西海岸エリアの2空港を選べるようになると考えています。一方マニラ線は、北米への乗り継ぎ需要も期待できることに加え、若い方の語学留学のニーズもあり、そういった意味でも需要が期待ができると考えています」(西田社長)

 このほかZIPAIRでは2023年度中、既存路線の増便も図られる予定とのことです。