はとバスも「ミドリムシ燃料」車両導入 乗りたい人はどこに注目? 3月末まで
都心でもユーグレナが普及していきます。
大型バス1台にバイオ燃料を使用へ
はとバスは2023年2月14日(火)、ユーグレナが製造・販売しているバイオ燃料「サステオ」を使用したバスの運行を開始しました。
バイオ燃料使用車両(画像:はとバス)。
今回の運行は、バイオ燃料の活用促進に取り組んでいる東京都とユーグレナの取り組みに、はとバスが賛同したもの。大型バス1台に軽油の代わりにバイオ燃料を使用し、東京都内や都内近郊の複数のツアーへ投入する予定です。当該車両は、車体後部に「このバスはバイオ燃料で走っています」と書かれた緑色のステッカーが掲出されています。実施期間は2月14日から3月末頃まで。
バイオ燃料「サステオ」は、使用済みの食用油やミドリムシから抽出した油などのバイオマス燃料で製造されています。この燃料は、燃焼段階では通常の軽油と同じくCO2を排出しますが、原料となる植物や藻類がもともと光合成でCO2を吸収しているため、排出量が実質的に差し引きゼロとなります。
都心では、都営バスも「サステオ」を使用した車両が1月下旬から運行開始。小滝橋営業所所属の58両が1か月程度バイオ燃料で走る計画です。