「第二神明」下りも車線狭く 拡幅のための“山削り”本格化 「北線」接続予定の玉津〜大久保
上下線ともけっこう狭まります。
片側3車線になる第二神明 玉津〜大久保
神戸と明石を結ぶ国道2号の有料バイパス「第二神明道路」の一部で、付加車線の設置にともない道路がさらに狭まります。2023年1月より上り線で長期の規制が始まっていましたが、3月上旬からは下り線でも始まるため、NEXCO西日本が注意を呼びかけています。
第二神明の玉津IC〜大久保IC間。第二神明北線が接続する石ヶ谷JCTが設けられる予定(画像:Google)。
付加車線が設置されるのは神戸と明石の境にあたる玉津IC〜大久保IC間の一部。上り線と同様、下り線側の車線幅も3.50mから3.25mに減少し、路肩は仮設防護柵が設置されるため狭まります。平日夜間は交通状況に応じた車線規制も行われます。
この区間は丘陵を通過する土工部ですが、側方の土を取り除き、道幅を拡げます。今回規制が始まるのは、その山側のほうで、防護柵の外側の山を削り取ります。道幅を広げたのち、付加車線を含めた片側3車線とする予定です。
現在、第二神明の北側に並行する「第二神明北線」を、永井谷JCT(阪神高速7号北神戸線)から西へ、第二神明(本線)まで延伸する工事(神戸西バイパス)が進んでいます。今回の拡幅区間には、その接続点として石ヶ谷JCT(仮称)が設けられる予定です。