Appleの製品では「iPhone」や「iPod」「AirPod」「AirPlay」といった言葉や単語を再利用した命名が行われています。そこで、データ研究者のNicolas Kruchten氏は、Apple製品の名前に含まれる要素を可視化して「How Apple Names Things」と題したウェブサイトを公開しています。

How Apple Names Things

https://nicolas.kruchten.com/appleTM/

How Apple Names Things

https://nicolas.kruchten.com/content/2022/12/apple_tm/

実際の「How Apple Names Things」はこんな感じ。「store」や「play」「tunes」などのノードが確認でき、Apple製品で頻繁に使われている「apple」と「i」のノードが強調されています。また、画面内でノードをクリックするとそのノードに注目できる他、スクロールで拡大・縮小できます。情報元はAppleの商標リストとのこと。



試しに「i」のノードを選択すると、「Mac」や「iPhone」「iPod」などに線が伸び、「i」から始まる製品やサービスの多さが確認できます。



次に、「mac」のノードを選択すると、「Mac Pro」や、「AirMac」「Mac mini」などにつながります。



「air」のノードを選択してみると、「Airpods」や「AirDrop」などの製品やサービスに結びつくことが確認できます。「air」を名前に持つ製品やサービスには、MacBook Airの他、ワイヤレス通信などの技術にも多く用いられているようです。



また、「air」から伸びる「tunes」をクリックすると、「iTunes」や「iTunes Music Store」に結びつきます。こんな感じに、「tunes」の多くはコンテンツ配信に関するサービスであることが確認できます。「How Apple Names Things」では、こんな感じにApple製品の命名について幅広くチェックできます。