新大阪どまりだったおおさか東線が都心へやってきます。

新大阪どまりだったおおさか東線が都心へ

 JR西日本は2022年12月9日(金)、大阪駅に新設される地下ホーム「うめきたエリア」の運行体系を発表しました。

 これは、大阪駅北西側を走っていた、新大阪〜西九条方面の短絡線を地下へ移設して大阪駅地下ホームを設けるもの。

 ここに、それまでは大阪駅をスルーしていた関空特急「はるか」(上下30本)や和歌山行き特急「くろしお」(上下18本)が停車するようになります。


関空特急「はるか」が大阪駅に停車へ(画像:写真AC)。

 さらに、新大阪どまりだったおおさか東線が運行延伸し、うめきた地下ホームへ乗り入れます。また久宝寺から大和路線に直通し奈良までを結んでいた「直通快速」(上下4本)もうめきたへ乗り入れ。大阪〜奈良に、あらたなルートが構築されます。さらにJR淡路駅にも停車するようになります。

 特急車両や通勤車両が入り乱れるうめきた地下ホーム。ホームドアもこれに対応し、ドアやガラス壁全体がドア位置に合わせて自在に動く「フルスクリーンホームドア」が21番線に採用されています。