わずか3時間でジャージやジャージー牛乳の由来となったジャージー島を弾丸調査した【インターリンク ドメイン島巡り 第29回「.je」】
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/9/39bfe_88_9770e5489034059828d41b4443c5f4f1.jpg)
コロナ禍の影響により2020年9月掲載のアンティグア・バーブーダ編を最後に休載していたドメイン島巡りが2年2ヶ月振りに再開します。これまで犯罪多発都市や沈みかけの絶海の孤島、人よりホッキョクグマが多い世界最北の町などに弾丸現地取材してきた「ドメイン島巡り」の第29回目となる今回は、ジャージー牛乳や、体育の授業の時などに着る「ジャージ」の由来になっているジャージー島に行って現地の様子を調査してきました。
https://islanddomains.earth/
◆ジャージー島はどこにあるのか?
ジャージー島はイギリス本島の約160キロメートル南にあり、フランスから約22キロメートルの距離に位置するイギリス王室属領の島。面積は116平方キロメートルで、チャンネル諸島の中で最も大きな島です。フランスが近いこともあり、現地では英語やジャージー語以外にフランス語も使われています。ジャージー島へはロンドンからプロベラ機で約1時間程度、あるいはフランスのカルトゥレやグランヴィルからフェリーで行くことも可能。通貨はポンドとジャージーポンドが使用されています。
目次
◆トラブル続きのジャージー島行き
◆地元ラグビーチーム「ジャージーレッズ」のスタジアム見学
◆ナチスの暗号機「エニグマ」があるジャージー戦争トンネル
◆車好きにはたまらないパロット・ヘリテージ・スティーム博物館
◆ジャージー島で食べるジャージー牛乳アイスクリーム
◆広すぎて動物が見つからないジャージー動物園
◆街で見かけた「.je」ドメイン
◆海外用のeSIMを購入して現地のネット速度を計測してみた
◆トラブル続きのジャージー島行き
ジャージー島へ向かうため、羽田空港を23時35分に出発する深夜便でまずはロンドンへと移動します。ロシア情勢を受けて北極圏を通過する北回りでの運行になるため、通常より3時間長い15時間40分のフライト。機内で映画などを見て時間をつぶしている中、北極圏に入ったあたりでふと外を見るとオーロラが出ていました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/d/1dd14_88_8c5afddaa61ad6fc164532bc1a104b15.jpg)
そして、ほぼ定刻通りの午前6時30分にヒースロー空港に着陸。到着後、ターミナルを移動して入国審査と保安検査を受けるのですが、搭乗予定のジャージー行きの便への乗り継ぎには1時間以上の余裕を持たせていたので、何かあっても乗り継ぎには間に合う予定でした。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/1/71f50_88_bc857a955a28fbcab89320532fdf836f.jpg)
しかし、入国審査場が大行列。人をうまくさばけていないのもあり、予想以上に時間がかかります。自動ゲートもありますが日本のようにスムーズには進みません。やっとの思いで入国審査を終え、次は保安検査へ。こちらも厳重なセキュリティチェックが行われておりなかなか列が進まず、ギリギリどころか間に合わない恐れがでてきました。空港スタッフに相談しても、「間に合いますよ」の一点張りで相手にされません。
結局、保安検査を終えてダッシュでゲートへ行きましたが、すでに搭乗手続きは締め切られており、ゲートには誰もいませんでした。そこでスタッフに事情を説明したところ、ブリティッシュエアのサービスカウンターへ案内されました。サービスカウンターは同じように乗り遅れた乗客であふれています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/2/f2ff1_88_2e29c6a83dfe6551051ab01a7f46ecaa.jpg)
結局、当初の予定よりも4時間以上出発時間の遅い振替便に乗ることになりました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/b/1b029_88_f41b8d25f3a32915776f425414b315b5.jpg)
ブリティッシュエアのラウンジで4時間以上も時間をつぶした後、ようやくジャージー行きのゲートに到着。今度はちゃんと人が並んでいて一安心。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/e/2e1d0_88_5d0b0661b95c816c0d88d12a4dc78c59.jpg)
と思いきや、搭乗券とパスポートを提示したところ、空港スタッフたちが何やら深刻な表情で議論を始めました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/7/975a9_88_1d2cef56afbe36c7c4fab28f883af8b4.jpg)
話を聞くと、問題が2つ発生していました。1つ目は入国審査の履歴が見つからなかったこと、2つ目は当初搭乗予定だったフライトに搭乗済みと処理されていたこと。両方とも空港スタッフ側のミスでこちらに不備はないのですが、飛行機に乗せてくれません。
半分諦めモードでスケジュールの変更を検討していたその時、空港スタッフから「写真を撮ったら飛行機に乗ってください」と搭乗許可がおりました。機内に乗り込むと、乗客の男性の1人が私たちにウインクしてきました。機内を見渡すと、見覚えのある乗り遅れた人たちばかり。同じ苦労を共にした者同士の一体感にあふれていました。
◆地元ラグビーチーム「ジャージーレッズ」のスタジアム見学
というわけで、予定より4時間以上も遅い便でジャージー島へ到着。残された調査時間はわずか3時間しかありません。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/0/f0c5c_88_19162f979e0cd660d7c4e274d2edcc77.jpg)
歩いて交通機関を探しに行くのも時間がもったいないので、今回はタクシーを貸し切ることにしました。運転手は、40年前にイギリスのリバプールから移住してきたジェームスさん。彼のように忙しいイギリス生活を捨て、のんびりとしたチャンネル諸島に移住する人は多いそうです。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/0/80d04_88_163025fa9e107b8926d22cbd648b05fb.jpg)
車を走らせること5分。空港からほど近い場所にスタジアムがありました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/4/14fa8_88_1210693d8c6d797a6f0269621da505d5.jpg)
チケット売り場には誰もいません。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/5/d5114_88_3eba2a5e890a549133d3d193998b1a23.jpg)
ラグビーのポスターが貼ってありました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/9/f94ab_88_fa66f054ffcd88be02cb887e9425c8a7.jpg)
事務所に行ってみると男性がいたので、何のスタジアムなのかと尋ねると、ここは地元のラグビーチーム「ジャージーレッズ」のスタジアムだそうです。この男性はチームのマネージャー。「今日はお休みだけど、案内してあげるよ」と特別に場内を見せてもらえることになりました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/0/307ec_88_293a20cfc1c3ea5f485dadb00beefa19.jpg)
まずはグラウンド。クラブは休みなので選手はいません。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/b/8bf03_88_2c3ebe53f026c4d37cdb4f6a63bf6e33.jpg)
続いてクラブハウス。日本ではあまり知られていませんが、ジャージーレッズは1879年に創設された歴史あるチームで、私たちが訪れた翌週にはラグビー元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が来る予定とのこと。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/a/8afca_88_93b6d8eb563b5dfb22ab8ff2a6c32a3c.jpg)
おみやげにジャージーレッズグッズのピンバッジと鐘をもらいました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/2/42059_88_d19ac46889a52423abafa22cb02552c1.jpg)
◆ナチスの暗号機「エニグマ」があるジャージー戦争トンネル
スタジアムを後にし島の内陸へと進みます。途中で見かけたのどかな牧場でジャージー牛がチラ見え。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/e/fe720_88_cdec93687f06958043e15cae1bdd3a0c.jpg)
ジャージー島は狭い道が多く、車のスピードを減速させるバンプも多い印象です。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/f/5f243_88_3ba9bed3d2277a7e209b4716372b0a29.jpg)
ジャージー戦争トンネルに到着。ジャージー戦争トンネルは戦時に兵器庫や兵舎として掘られた地下トンネルとして使用された場所ですが、ナチスによって死傷者を受け入れる病院に改築され、記事作成時点では戦争の痕跡を伝える博物館になっています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/1/917d2_88_cbe22f4189b97da0cc42ee337b2577ae.jpg)
さっそくチケットを購入。入館料は16ポンド(約2640円)でした。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/6/e6152_88_cac195f1009fc14985223c6f9d22c88f.jpg)
展示されている映像、写真、遺品、資料の多くはドイツ占領下におけるジャージー島の悲惨な生活を伝えています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/9/39a4e_88_15edbdcc9f18b24969f67f219d09f1f8.jpg)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/8/78531_88_2e54638ec19b278eb3cd8dc172fbd3fb.jpg)
ドイツ軍が使用していた映写機
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/6/f609f_88_0a9fa1af1402f4a2f4f2245c123bd091.jpg)
通信室
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/7/67567_88_c6e6671efc385fb5d17cfcb2eb787844.jpg)
ガスマスク
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/6/d62c0_88_f8f2832452f398a6fe235912e8e79b80.jpg)
ナチスの暗号機「エニグマ」を発見。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/5/15100_88_2843d693884ac84eac47c35d55309054.jpg)
これは復元ではなく、実際に当時使用されていたものです。エニグマというのはドイツ軍が無線を使ってやり取りするメッセージを暗号化するための暗号機で、当時としては最先端の装置。世界で最も強力な暗号鍵を生成していたと言われています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/0/f086b_88_3bfac0b577e046bf53221f4add0ef5f6.jpg)
ジャージー戦争トンネルの長さは1キロメートル以上。未完成なので掘りかけの場所もありました。掘削作業はロシア、フランス、ウクライナなど欧州各地から集められた捕虜によって行われたとのことです。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/3/b3284_88_e749a0f9161ec48980c5593d884e0afd.jpg)
◆車好きにはたまらないパロット・ヘリテージ・スティーム博物館
次に向かったのは、トリニティ教区にある1990年に開館した機械遺産博物館「パロット・ヘリテージ・スティーム博物館」です。
ここにはトリニティ教区で生まれ育ったリンドン・チャールズ・パロット氏が収集した、ジャージー島で使用されていた農作業機、蒸気機関車などが展示されています。今のフォードを築いた名車「フォード・モデルT」の1923年モデルもあるようです。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/4/f402f_88_d7cf1ba7fcfd945fdba8e80f2e7c80a3.jpg)
パロット氏は優秀なエンジニアであり、彼の創意工夫によりジャージー島の農民の生活を楽にする道具を発明したこともあって「ジャージー島のドン」として地元民に愛されている人物です。窓口で入館料の8ポンド(約1320円)を支払って中に入ります。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/6/f690a_88_1b6e476b05ee6f448a12e43a3ab62f91.jpg)
中は広い倉庫のようになっており、保存状態の良いクラシックカーがたくさん並んでいました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/6/865ed_88_2a01b54ba84ffc9eb9442280db4bec9b.jpg)
古いはしご車と、たるがついている車。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/6/868b4_88_250ef6616c7bd881aa63f82d5fc3508f.jpg)
ここでは展示品の販売や長期貸出も行っているため、2022年の夏まで車検があった車もありました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/a/0aeca_88_f0cb0063586bdbc7a54d0b922b56b673.jpg)
機関車を発見。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/f/6f2fc_88_d1b5a0e17dff93b20273caa61ae2ffa0.jpg)
博物館の隣にある車の修理工場には修理待ちであろう車が並んでいました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/e/ce21e_88_dddca62e2991081a00b46b013387fee2.jpg)
「スカイライン」とカタカナで書かれた車もありました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/7/67a51_88_03e44b33ffd3f3f95cf1ba850abb02f7.jpg)
◆ジャージー島で食べるジャージー牛乳アイスクリーム
市街地へ向かう途中にモントルグイユ城というジャージー島の有名な観光名所に立ち寄りました。13世紀に建てられた古城は、約600年前のフランス襲来から島を守ったと伝えられています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/e/3e62e_88_bb9bc24d0f82ad57b625a6a430891f6c.jpg)
「ロイヤルジャージーゴルフクラブ」というゴルフ場を発見。運転手のジェームスさんはここのメンバーらしく、「明日はここでプレーするんだ。天気予報によると晴れる予定だよ!」とウキウキのご様子。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/7/576bf_88_86ae276124ae7b03ecc7cefdd232a967.jpg)
中には1900年前後に活躍した伝説のプロゴルファー、ハリー・バードン氏の銅像がありました。
彼はジャージー島出身で全英オープン最多となる6回の優勝を遂げ、今では基本となっている利き手の小指をもう一方の手に重ねる握り方「オーバーラッピング」を編み出し、「モダン・スイングの父」として名を残しているそうです。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/a/5a7a3_88_01aba5ba80f643c45e4a69fe256ca38d.jpg)
市街地に到着。ビクトリア朝時代の1882年にできた歴史あるセントラルマーケットに入ります。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/6/e694f_88_1c03a10854f615025a1ce1c3c7300649.jpg)
時間が刻一刻と迫る中でもわざわざセントラルマーケットまでやってきたのはこれのため。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/0/00a5f_88_0e3d121dfefa539e311a6c5390ee0d6a.jpg)
そう、せっかくジャージー島に来たのだからジャージー牛乳を味わわないと気が済みません。ということで、念願のジャージー牛乳アイスクリームをゲット。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/a/ba57b_88_b785aaf2a184688c2a62f991fd8f8b27.jpg)
食べてみると、濃厚でミルクの香りが漂う味だったのですが、特に「本場ならでは」という感じはしませんでした。日本で食べるジャージー牛乳アイスクリームとそれほど変わりません。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/4/b4d01_88_8b0a786608c8a1d3a5ab707c19d7d026.jpg)
◆広すぎて動物が見つからないジャージー動物園
続いてはジャージー動物園に向かいます。調査開始からずっと雨が降ったり止んだりで不安定な空模様。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/5/f508e_88_bf96e3841342a0e00db1e9936a34cba0.jpg)
ジャージー動物園に到着しました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/2/12508_88_c790052da2493f4c8e9b7debd635a1e2.jpg)
ジャージー動物園はさまざまな絶滅危惧種を保護して自然に返したり、希少な動物の繁殖に取り組んだりしている動物園です。1990年にはクロライオンタマリンの飼育下繁殖に成功、2022年にもクロライオンタマリンの赤ちゃんがこの動物園で誕生しています。
18ポンド(約2970円)の入園料を支払って入場。コース内にはマントヒヒ、熊、タヌキのような動物の写真が展示されていますが、実物は見当たりません。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/3/a3319_88_fc247306a2eae09f9ae7006357e80a7c.jpg)
てくてく歩いていくとカエルや蛇がいるブースがあったので入ってみます。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/0/603c6_88_01931d73ef6ddfe19e7d20e9c8b0a928.jpg)
青いカエルやヘビ、カメを発見。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/0/e024e_88_8b435a135a252708d0405ed2a5d9a489.jpg)
ブースを出ると、日本では「メガネグマ」や「アンデスベア」と呼ばれるAndean Bearのポスターを発見。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/c/5cb6e_88_45522b3d081b9504bf7692495938b2a2.jpg)
顔を上げて柵の中を見てみると、本物がいました。ジャージー動物園に来て初めて大きな動物を見ることができました。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/5/15b44_88_9e8d45148adeac92bd0aef72b723f251.jpg)
ここで残念ながらタイムリミットとなり、動物園をあとにすることに。敷地は32エーカーと東京ドーム2.5個分以上の広さなので、他の動物を見つけるには時間が足りなかったのかも。
◆街で見かけた「.je」ドメイン
それぞれの国には、「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」という、国ごとに割り当てられたドメインが存在します。「ドメイン島巡り」は、そんなccTLDの中でも「島国」に割り当てられている約50種類のドメインに焦点をあて、実際にそのccTLDが割り当てられている島国を訪れて現地の魅力をレポートすると共に、「現地でそのドメインがどのように使われているのか?」を調べるのが目的です。ジャージー島に割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、「.je」。
ジャージー島の市街地では、ドメイン「.je」を使った広告やお店などを目にしました。ペットショップ「アニマルキングダム」の公式サイトのURLは「https://www.animalkingdom.je/」。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/5/b50e8_88_d78ecf5852b981f5de16863aaa7051f7.jpg)
会員制クラブ、バー、レストランを運営するAnna'sの公式サイトのURLは「https://annas.je/」。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/e/aeb1b_88_729cb4796c4f39c5e737431a8c819937.jpg)
そして、ジャージー島に来て最初に訪れたラグビーチーム「ジャージーレッズ」の公式サイトのURLが「https://www.jerseyreds.je/」でした。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/5/d5114_88_3eba2a5e890a549133d3d193998b1a23.jpg)
「.je」を管理するIsland Networks Jersey Ltd.に行ってみましたが、実際のオフィスはオルダニー島にあるようで担当者には会えませんでした。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/8/584a3_88_d5c7fa943e64361a99ea014afeeacd94.jpg)
◆海外用のeSIMを購入して現地のネット速度を計測してみた
ドメイン島巡りでは、2018年6月から2020年9月まで、SIMカードを現地調達してその購入の様子を伝えてきました。しかし、販売店を探したり購入手続きをしたりといった作業に意外と時間を取られるので、今回からはeSIMを採用。eSIMに切り替えたことで、簡単にジャージー島で使える回線を契約できました。以下のジャージー島のeSIM速度はどちらもジャージー空港で計測しています。
AiraloのeSIMでは31Mbps。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/5/25434_88_e8d111a54581c5492ca3103b2574b3f0.png)
UbigiのeSIMでは25Mbpsでした。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/4/44396_88_96fa5ac3885b1c59bdd217378844280b.png)
海外に行く予定のある方は以下のnoteも参考にしてみてください。
2022年、最強の海外用eSIMはコレだ!海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由|株式会社インターリンク
https://note.interlink.blog/n/nbc08ddc8169e
というわけで、今回のドメイン島巡りで訪れた場所は以下のGoogleマップ上でまとめて確認可能です。
また、「ジャージー島まで実際どうやって行けばいいの?」というアクセスの詳細はここから確認可能。
ドメイン「.je」および「.co.je」の詳細や申し込みについては、以下のリンクから確認できます。
jeドメイン登録 (ジャージー) | 世界のドメイン取得、コンサルティングならGonbei Domain(ゴンベエドメイン)
https://www.gonbei.jp/reg/domain_detail.cgi?p1=je
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/b/ebed2_88_3bedf89755df4ec1c507a9536c121308.png)
co.jeドメイン登録 (ジャージー) | 世界のドメイン取得、コンサルティングならGonbei Domain(ゴンベエドメイン)
https://www.gonbei.jp/reg/domain_detail.cgi?p1=co.je
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/5/e53fa_88_4b8b5a8cf77884af1b403671c7ae4266.png)
(文・写真:インターリンク https://www.interlink.or.jp/
ドメイン島巡り https://islanddomains.earth/)