ドイツW杯優勝を飾ったアズーリ(イタリア代)がロベルト・ドナドーニ(42)体制下でついに始動する。16日にトスカーナ州リボルノで行われるクロアチアとの親善試合に向けた代表メンバーが12日午後、ドナドーニ新監督から正式発表された。代表メンバー22名は以下の通り(所属クラブは12日現在)。

GK:アメリア(リボルノ)、ローマ(モナコ)
DF:ボネーラ(ACミラン)、キエリーニ(ユベントス)、ファルコーネ(サンプドリア・初)、パスクアル(フィオレンティーナ)、テルリッツィ(サンプドリア・初)、ザウリ(ラツィオ)、C・ゼノーニ(サンプドリア)
MF:アンブロジーニ(ACミラン)、G・デルベッキオ(サンプドリア・初)、セミオリ(キエーボ)、モローネ(リボルノ・初)、リベラーニ(フィオレンティーナ)、ゴッビ(フィオレンティーナ・初)、パロンボ(サンプドリア・初)
FW:C・ルカレッリ(リボルノ)、カラッチョロ(パレルモ)、ディ・ナターレ(ウディネーゼ)、エスポージト(カリアリ)、ディ・ミケーレ(パレルモ)、ロッキ(ラツィオ・初)

疲労の溜まったドイツW杯組に対する配慮から、W杯組からの選出はGKアメリアのみ。ドイツW杯開幕前に行われたコルチャーノでのトライアウト合宿に“将来の代表候補”として参加していた選手からの大量選出、サンプドリアからはクラブ記録となる5名が選出された。また7名が代表初選出となるなど、比較的ゆとりのあるこの期間に出来る限り多くの選手を判断する意向が感じられる選出となった。

新生アズーリはクロアチアとの親善試合後、年内はユーロ2008オーストリア・スイス共催大会予選でリトアニア(9月2日・H)、フランス(9月6日・A)、ウクライナ(10月7日・H)、グルジア(10月11日・A)と対戦する予定。