業務スーパーで販売されている『薄焼き餅(ビン) ほうれん草』をご存じでしょうか。

台湾の屋台グルメ、葱抓餅(ツォンジュアビン)の冷凍品。生地にほうれん草を練り込んで、程よい香ばしさをプラスした一品です。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|薄焼き餅 ほうれん草|429円

業務スーパーにて429円(税込、税抜398円)で販売中。冷凍薄焼き餅が5枚入って、内容量は600g。カロリーは1枚あたり322kcal(脂質 6.8g、炭水化物 57.8g)。神戸物産が台湾から輸入・販売する商品。

以前紹介した際の商品は388円(税込)だったので、41円の値上がり。商品名と原材料が微調整され、カロリーが増えています(1枚295kcalから322kcalに)。シリーズ品に『薄焼き餅』(600g・429円)と『薄焼き餅 バジル入り』(600g・429円)がラインナップされており、コスパは横並びとなります。

『薄焼き餅 ほうれん草』の調理方法は?

調理方法はフライパンに本品を入れ、油を使わずに中火で加熱し、裏返して両面に焼き目を付けるだけ。予熱したオーブントースター(1200W)で約5分加熱してもOK。どちらかといえばフライパン調理のほうがサクッとした食感に仕上がりやすい印象です。

ちなみにヘラなどで軽く叩きながら焼いたり、加熱直後に箸で生地表面の層をほぐすと、薄い層が重なった生地に空気が入って、よりふんわりした口当たりに仕上がります。

『薄焼き餅 ほうれん草』はどんな味? 食べ方は?

小麦粉の生地にねぎ、ごま、ほうれん草を練り込んだ台湾発祥のB級グルメです。ペタッとした見た目とは裏腹に食べごたえのある生地で、もっちりした弾力感と密度感が特徴的。表面はさっくりと仕上がり、シリーズ品と同様に独特のサクサクもちもち食感が楽しめます。

ほうれん草の緑色が強いビジュアルはちょっと人を選びますけど、味付けはわりとあっさり。生地の旨みとごまの香ばしさのあとに、ほんのり野菜の香味が続く風味です。全体の味は、シリーズ品とそこまで大きく変わりません。

具材を挟んでアレンジする場合は適当な野菜を追加すると、さっぱり寄りの風味を活かしたおいしさに仕上がります。シリーズ品との差別化が弱く、没個性気味ではありますけど、小腹満たしフードとしては十分優秀な一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

薄く伸ばした生地にほうれん草を練り込んだ、台湾屋台風おやつシリーズ品よりも野菜の香味が強い、あっさり系の優しい味わい以前と変わらず個性的な良食感で、ビジュアルが気にならなければ買ってOKより爽やかな風味が好みなら『薄焼き餅 バジル入り』(600g・429円)がおすすめ