メキシコ・アメリカ遠征、第2の訪問地であるロサンゼルスを訪れたバルセロナが、6日(日)、NIKE社の主催するイベントに出席し、5000人以上を超えるファンの熱烈歓迎を受けた。このイベントのホスト役を努めたNBAロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、コービー・ブライアントと初顔合わせとなったロナウジーニョ。スーパースター同士の初競演にイベント会場は大きな興奮につつまれていた。また、2人は早くも意気投合し、電話番号の交換をしたようだ。

イベントが開催された同夜、バルセロナは、チバス・グアダラハラと遠征第2戦目を行った。グジョンセンのゴールで先制したバルセロナだが、試合終了間際に同点に追いつかれ、1対1の引き分けに終わった。ロナウジーニョの絶妙なスルーパスに反応したグジョンセン。彼のシュートは、一度はポストに当たるも、そのこぼれ球を自ら押し込み、これを決めた。新加入のグジョンセンは、着実にバルセロナにフィットし、ロナウジーニョとのコンビネーションも良くなっているようだ。

試合は引き分けに終わったものの、ライカールト監督は、「今何よりも大事なのは、選手達がプレーする時間を積み重ねていくこと。それがプレジーズンの目的だ」とコメントを残していることから、選手達のコンディションをどうフィットさせていくかを重要視しているようだ。