チェルシーのMFジョー・コールが、シーズン序盤戦の欠場を余儀なくされることになりそうだ。

 現在アメリカツアー中のチェルシーは5日(現地時間)、MLS選抜と対戦し、0−1で敗れた。そして、この試合に後半開始から出場したMFジョー・コールが、右ひざを負傷し途中退場。出場わずか5分後のアクシデントに、ジョゼ・モウリーニョ監督のショックも大きいようだ。

「皆が心配している。靭帯を痛めたようだからね。ロンドンに戻って専門医に診てもらうまで分からないが、状態はかなり深刻なようだ。0−10で大敗しようと、ジョー・コールがケガさえしなければ、それでよかった。とくに、プレシーズンでケガをしてもらいたくなかったんだ。彼はチームに欠かせない存在。5分間しか出場できなかったが、試合の質を高めてくれた」

 右ひざ靭帯の損傷となれば、シーズン序盤の欠場は避けられない。リーグ戦とチャンピオンズ・リーグのダブルを狙うチェルシー。モウリーニョの言うとおり、コール離脱は大きな損失となりそうだ。