オリンピック・リヨン所属のマリ代表MFマハマドゥ・ディアラ(25)の獲得を狙うのはレアル・マドリーだけではないようだ。レアル・マドリーの他にACミラン、マンチェスター・ユナイテッドもディアラ獲得に関心を示しているとディアラの代理人が明かしており、レアル・マドリーに手強いライバルが出現した。

「レアル・マドリー、ACミラン、マンチェスター・ユナイテッドがディアラについて情報を求めてきている。だが、私の知っている限りでは3チームともディアラ獲得に向けリヨンとのコンタクトはとっていない」。

そのレアル・マドリーは、来週早々にもリヨンと交渉を行う予定だ。リヨンは、ディアラに移籍金3000万ユーロ(約44億円)の値をつけるようだが、レアル・マドリーとしては、2500万ユーロ(約36億円)プラスDFディオゴ、MFパブロ・ガルシアという条件で交渉に臨むつもりのようだ。

中盤の補強をクラブ側に要請しているカペッロ監督にとって、強さと早さがあり身体能力に優れたディアラはその筆頭候補の一人。難敵に先手を打ち、獲得にこぎつけたいところだ。この交渉がうまくいけば、DFカンナバーロ、MFエメルソン、FWファン・ニステルローイに続く4人目の補強選手となる。