現在、メキシコ・アメリカ遠征中のバルセロナは、メキシコでの親善試合を終え、第2の遠征先であるロスアンゼルス入りした。デコ、ザンブロッタ、テュラムもロスアンゼルスからチームに合流し、ようやくメンバー全員が揃った。

バルセロナは、今夏グジョンセン、ザンブロッタ、テュラムを新たに獲得したが、フランク・ライカールト監督は、「新たに加入した選手を含め、06/07シーズンに向け最高のメンバー揃った。満足している」とコメントしており、戦力は十分に整ったと考えているようだ。

いよいよメンバー全員が揃った状態でチーム練習が行われるが、この遠征での最優先課題は選手達のフィジカルコンディションをどれだけトップに持っていけるかにあるとライカールト監督。

「ここでの第一課題は、新シーズンに向けてしっかり準備することにある。長く、厳しいシーズンを乗り切るためにも、これは重要なことだ。最初から練習に参加している選手もいれば、遅れて合流した選手もいるし、今は選手達のコンディションもバラバラな状態にある。選手それぞれのコンディションを見極めた上で練習を行っていくことがポイントだ」。

13日間に及ぶこの遠征で、ハードトレーニング、そして親善試合をこなし、新シーズンに備えるバルセロナは、まずは8月17日(木)のスペインスーパーカップ第1戦に照準を合わせコンディション作りを目指していく。