写真=織田ひまり、入江美沙希、大山蒼生、和泉詩ら出演者

 スターダストプロモーション制作3部主催の舞台劇団「Do It Over」の第4回公演『その日、そのステージの上で』が3日・4日に、東京・渋谷区総合文化センター大和田の伝承ホールで上演される。2日には同所でゲネプロ、そして囲み取材が行われ、メインキャストの織田ひまり、入江美沙希、大山蒼生(BREAK TIME GIRLS)、和泉詩が意気込みを語った。

 【動画】「007」ゲームを実演、織田ひまり、入江美沙希、大山蒼生、和泉詩、囲み取材

 オーディションによって選ばれた中学2年生から22歳までの12人が出演する舞台。遠い時間の向こうでなくなった母ともし同じステージに立った時にどんな声をかけられるだろうかと自身の人生を見つめ直す主人公の葛藤を描く。

 自らの手で人生を終えようとする主人公の奈緒を演じる織田。ガールズポップユニット「BREAK TIME GIRLS」のメンバーとしても活動し『第9回日本制服アワード』でグランプリを受賞。今冬には初出演にして初主演を飾る映画の公開を控える。

 織田「重要な役どころをやらせて頂いているので緊張がすごくで大丈夫かなと言う不安もありますが、みんなと頑張ろうという気持ちになっています」

 主人公の半生を振り返るきっかけを作る「劇団死期」の演出家・日高を演じるのは、雑誌『Seventeen』専属モデルで「めざましテレビ」にイマドキガールとして出演中の入江。

 入江「稽古期間を昨日のことのように思えてもう本番かという寂しさもありますが、今の私にできることを全力で頑張りたいです」

 舞台『劇団アカズノマ Enigma 不可逆な友情』に出演しCMなどでも活躍する大山は、奈緒の幼馴染で親友のサツキを演じる。

 大山「12人で稽古を頑張ってきたので成果を出せるように頑張りたいです。演技のほかにも歌やダンスをみんなでいくつか披露するの場面があるので、そこも注目して欲しいです」

 座長の和泉は奈緒の母を演じる。「きょうステージに立ってみて改めて大きいなって実感しました。ここに立ったからこそ私たちは全力で舞台をお届けしたいと改めて思いました」と意気込んだ。

 稽古を通じて団結力が高まったと声を揃える面々。なかでも稽古期間中は「007」というゲームが流行ったそうだ。和泉は「声出しの時もやっていました」、入江は「このゲームで演技力や団結力も付いたと思います」