昨年11月、所有馬デュガ勝利時の藤田晋氏(写真左から2番目、撮影:下野雄規)

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 23日、東京馬主協会の公式YouTubeチャンネルに、株式会社サイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏のインタビュー動画が公開された。東京都馬主協会総務委員長を務める『Dr.コパ』こと小林祥晃氏、サンケイスポーツの三浦凪沙記者とのトークで、馬主デビューを果たした背景やサラブレッドセールの様子など裏話を明かした。

 動画において、藤田氏はJRA馬主資格となった背景について、武豊騎手との対談で「馬主どうですか?」と声をかけられたのがきっかけだったことを挙げ、加えて「森秀行調教師が馬主申請書を持ってきた」と当時を回顧。

 また『5億円ホース』として話題になった所有馬ドーブネのデビュー戦(1着)について、「一生忘れない光景ってこういうことを言うんだなと思った」「泣いている人までいた」と、愛馬の初陣の裏話を語っている。また、愛馬ジャングロの初重賞制覇について「家では大騒ぎ」「叫んだりハイタッチしたりと大騒ぎ」など当時を回想した。

 藤田晋氏は昨年よりJRA馬主デビュー。千葉サラブレッドセール歴代最高額の5億1711万円(税込)で購入したドーブネ(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)、今年4月のNZT(GII)覇者ジャングロ(牡3、栗東・森秀行厩舎)、今年8月の新馬戦を5馬身差で圧勝した良血馬フェイト(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)などを所有している。現在のJRA通算勝利数は11勝。