【インタビュー】4人が生み出してきた音楽の、色とりどりの光がここに。 Photon Maiden 1st Album『4 phenomena』リリースインタビュー
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DJをテーマにしたメディアミックスプロジェクト「D4DJ」。その中に登場する、高校生4人によるDJユニット・Photon Maidenの1st Album『4 phenomena』が、8月10日(水)にリリース。初ステージ“D4DJ 1st LIVE”から3年、昨年は待望の単独ライブも開催するなどさらなる飛躍が期待されるなかリリースされた本作やこれまでの歩みについて、メンバーの紡木吏佐(出雲咲姫役)、岩田陽葵(花巻乙和役)の2人にじっくりと語ってもらった。
意識の高さと信頼が生み出す、質の高いパフォーマンス
――アルバムリリースを前に、先月で“D4DJ 1st LIVE”から3年を迎えました。
紡木吏佐 もう3年も経つんだ!?
岩田陽葵 ね、それにびっくり。
紡木 色々あったけど……3年なんだねぇ。
岩田 ただ、「D4DJ」が始まって割とすぐコロナ禍になってしまったものの、オンラインや無観客のものも含めてライブやイベントは結構やらせていただけていると思っていて。それに、楽曲もオリジナルはもちろんカバーも含めてたくさん出させてもらっている感じがして……すごく濃密というか、密度の高い3年だったような気がしています。
紡木 高い高い。間違いないよね。でも、それってすごくありがたいですよね。コロナ禍になったばかりのときは、自粛でライブとかもなかなか思うようにはできませんでしたけど、それでも配信という形で工夫してくださってライブができたりもしたから。でも、まだお客さんの声を、Photon Maidenとしてなかなか聴けてないんだよねぇ。
岩田 そうなんだよね。
紡木 だからどの曲にどういうコールが入るのか?というのもまだあまり味わえてないので、早くそういうものも生で聴きたいですね。
紡木吏佐
――ライブといえば、今年の5月にも作品全体の大型ライブ“D4DJ D4 FES. LIVE -ALL IN-”が開催されたりと、ほかのユニットとご一緒される機会も多いと思います。そういったなかで、他ユニットのパフォーマンスなどから刺激を受けるポイントもあるのでしょうか?
岩田 そうですね。「D4DJ」って同じ作品なのにユニットごとに音楽プロデューサーさんが違うからカラーがバラバラなうえ、リハも基本別々で。ライブ当日くらいしかほかのユニットたちには会わないので、そこでパフォーマンスを観たり「こんな曲……出してるんだぁ」みたいなことを知ったりできるのが、すごく楽しいです。
紡木 ふふふ(笑)。わかる。
岩田 私たちもきっとこの3年でパワーアップしていると思いたい!どのユニットもみんなパワーアップしてるから、毎回会うたびに「うわっ、すごっ!」ってなるよね。
紡木 たしかに……特にLyrical Lilyちゃんなんかは「初めてステージに立ちます」っていう子もいましたし、畑が違ってステージで歌って踊ったりする機会がなかなかなかった方もいたけれど、もう年々すごくなってるから……焦っております、私も。
――焦りが。
紡木 まずPhoton Maidenって、ダンスがめちゃめちゃすごいじゃないですか?フロント3人がバッキバキに踊ってくれているだけで、もうプレッシャーなんですよ。
岩田 あはは(笑)。
紡木 それで生まれる「ヤバいヤバい、私にできるDJとはなんぞや……」っていう気持ちプラス、ほかのユニットさんたちのパワーアップもすごいので、もう追い込まれてます。
岩田 いやいや、オンリーワンだよあなた(笑)。
紡木 ありがとう……!そういう意味ではすごく刺激を受けてますし、「一緒に頑張りたい」という気持ちには、自然となりますね。でもDJ台からメンバーが踊っているのを見ていると、自分のユニットながら「Photon Maiden、かっこいいな」とも感じて。お客さんみたいな気持ちになってます(笑)。だからこそ3人の足を引っ張らないようなDJプレイもDJの先生と一緒に練り練りしつつ、サビでは足を引っ張らないダンスを頑張りたいと思っています。
岩田 逆に、私たちにはDJプレイをしながらダンスするなんてできないから。ほかのユニットの方も含めて、やっぱりDJ担当のみんなって本当にすごいなと思いますね。
岩田陽葵
――互いが互いのスキルを、自然にリスペクトし合っているんですね。
紡木 めちゃめちゃリスペクトしてます。Photonのメンバーって、各々の仕事もあってなかなかレッスンに全員が集まれないんですよ。でもライブのゲネで全員揃ったときには、みんな完璧にダンスを仕上げてくるので、毎回不安がほとんどなくて。「この4人なら大丈夫」という安心感がすごいんです。
岩田 ゲネプロとかで初めて4人が集まることが多いから、みんななんか……戦場に行くみたいな気持ち?(笑)。良い緊張感と「頑張るぞ!」みたいな気持ちの両方があって。
紡木 あははは(笑)。わかる。もうドッキドキだよね。
岩田 でも「大丈夫かな?」っていう想いもありつつ、みんなの心が1つになってる感じもするよね。みんなすごく集中もしてるし。
紡木 うん。「楽しむ」じゃなくて、完全に戦いに行ってる感じ(笑)。
――今日いらっしゃらないお二人も含め、皆さん最初からすごく集中されているというか。
岩田 そうですね。あみた(前島亜美/新島衣舞紀役)と日向(佐藤日向/福島ノア役)は常に頼もしくて……私たちが年上組なのに、年下の2人がすごくしっかりしてるんです(笑)。
紡木 あみたはリハにもほとんど参加できてないのに「ここをもっとこうしたら、こう良くならない?」みたいに率先して色々提案してくれるし、たろ(=佐藤)はビシバシツッコミねーちゃんで。彼女に付いていったら、間違いない感じがする。
岩田 うん、付いていかせていただいています(笑)。2人とも意見を出してくれるし、魅せ方も上手なんですよ。
紡木 でも、はるちゃんも頼もしいよ?
岩田 あ、ありがと……(照)。まぁ最年長だからね(笑)。
――ステージ上でパフォーマンスをするなかでも、そんな頼もしさを感じることはありますか?
岩田 はい。ダンスをしていると年々揃うところはどんどん揃ってきつつ、そのなかでもそれぞれの個性があって。キャラの個性と個々人の個性が上手く融合されたものが、パフォーマンスにすごく表れてきている気がします。
紡木 ……で、それをDJ台から「みんなすごいなぁ」って、いっつも見てるんです(笑)。特に振付がフリーになるとき、より個性が出るんですよね。しかもあの2人は、特に色っぽいといいますか。すごくきれいで美しいなと思うんですよ。きっとそう見えるように2人も色々研究して準備してるんでしょうし、やっぱりみんなちゃんと色がありますよね。はるちゃんはかわいくて元気担当。はるちゃんを観てるとみんな「はぁ……」ってときめいちゃう。
岩田 あはは(笑)。
紡木 で、あみたはかっこいいド真ん中だし、たろ(=佐藤)はセクシー。そういう色がそれぞれにあるから、観ていて楽しいんですよ。
岩田 私、もし自分がPhotonファンだったら、4人の定点カメラ欲しいかも。なんか、目が足りないっていうか……。
紡木 そうだよね。「ここのこの子の、この動きと表情が良いんだけど、今カメラ別のところ向いちゃってる…!」とかあるから。
岩田 でもダンスのフォーメーションも素敵だから、引きの定点映像も欲しいなぁ……。
紡木 カメラだらけじゃん(笑)。でもたしかに、フォーメーションも観てほしいよね。3人のフォーメーション、すごく綺麗だから。
――そういえば今回、A・B ver.の同時購入特典が、1st LIVEの夜公演の全景映像になっていたような……?
岩田 そうだ!ありました、定点映像!ぜひこれも、たくさんの方に観てほしいです!
紡木 多分フォーメーション自体のほかに、ステージ上で移動している間の3人のやり取りとかも、逃さず観られると思うので。
英語詞がメインの新曲「G.A.M.E.」、歌ううえでのポイントとは?
――A ver.には、昨年10月開催の1st LIVEの映像も収録されます。
岩田 あのときが初めての自分たちだけのライブだったので、最初は「私たち、体力持つんだろうか?」から始まった覚えがあります。
紡木 うん。ダンスが大変そうだった。
岩田 しかもワンマンの合間に「Photon Maiden TV」も撮ったじゃん?12月の“D4DJ D4 FES. LIVE -Party Time-”で流したやつ。
紡木 あった!ライブの昼公演と夜公演の合間に、設定がぶっ飛んでるエチュードとかをやる冠番組を撮って……それから「よっし、切り替えて夜も頑張るかぁ」みたいな感じになってました(笑)。
岩田 でも4人で単独ライブができたのは、すごく嬉しかったです。
紡木 ね!「いつかやりたい」って言ってたし。
岩田 そう。先にライブをやっているユニットも多かったから「私たちはいつできるかな?」と思っていたので、それがやっと叶ってすごく嬉しかったです。それにディグラー(「D4DJ」のファンの総称)さんからも、「待っててくれてたんだな」って気持ちが伝わってくるようで。
――ステージ上からも、それを感じられた。
岩田 そうですね。Photon Maidenは、曲中に掛け声が入っていて一緒に盛り上がっていくほかのユニットとは全然違って、割と聴かせる曲が多かったりとか……。
紡木 語りかける系の曲が多いからね。MCも「この大地に芽吹き……」みたいな、語る系・聴かせる系の世界観なので。
岩田 歌詞も「Photon Maidenの色を届けるぞ!」みたいなものが多かったりと、「一緒に!」っていうよりはみんなに提示する系の曲が多い気がしていて。そんな世界観を楽しんでもらえているんじゃないかな?というのは感じました。
――そんなライブなども経てリリースとなった1stAlbum『4 phenomena』は、まさにこの3年間をギュッと詰め込んだような1枚になりましたね。
紡木 そうですね。でも私、曲順を見て結構意外だなって思いました。いきなりドーン!と始まるんじゃなくて、結構静かめに始まるから。
岩田 たしかにね。8曲目の「OVERCOME」くらいからかな?途中からどんどん激しくなってる。
紡木 で、一気に詰め込んで「Photon Melodies」で終わるという……だからきっと、尻上がりにどんどん盛り上がっていくみたいな構成で作られたのかなぁっていう感じも受け取ったので……良いですね。これで1人ライブができる(笑)。
岩田 後半大変そう(笑)。
紡木 後半は、ぜーはーしていただいて(笑)。あと、REMIXバージョンもA・B ver.とそれぞれ違う曲が入っていて、どちらもまるで別の曲みたいに感じるめちゃめちゃかっこいいアレンジになっているので、これも皆さんに聴いてほしいですね。
――その「OVERCOME」の直前、7曲目には新曲「G.A.M.E.」も収録されています。この曲を最初に聴かれたとき、お二人はどんな印象を持たれましたか?
岩田 今までとは全然雰囲気が違うな、って思ったよね?
紡木 たしかに。最初から“新しい物語だ”って歌ってるもんね。
岩田 ただ、私は率直に……「英語!」とも思った。この曲、今までで一番かな?というくらい歌詞がほぼ英語なんですよ。私、今回日本語パート1つもないから(笑)。
紡木 だから曲調もあって、オシャレな雰囲気がすごい曲だなぁって感じた。こなれてる感というか。
岩田 ねぇ。かっこいいよねぇ。
――歌詞が日本語中心と英語中心の場合で、感覚的な部分や出したいものが変わったりもするんですか?
紡木 あー、あんまり考えたことがなかったかもしれない……というのも私、小さい頃にインターナショナルスクールに行っていたので、日本語も英語も同じような感覚なんです。でも日本語で歌うと直接的過ぎる表現を英語でちょっと濁すことでふわっと届けられたりとか、そういう違いが出るのは素敵だなと思いますし、調べていただいて「あ、こんな意味だったんだ」みたいになって二度おいしい……みたいなのも良いですよね。
岩田 逆に私は、英語の曲になると発音を覚えたり意味を調べるところから始まるんです。だから、日本語の曲なら音取りとかレコーディングの練習って1〜2時間くらいで終わるのに、英語曲だとその倍くらいかかるんですよね。でもつむつむ(=紡木)も言ってましたけど、「あ、こんなかわいいこと言ってたんだ!」とか、「すごくお洒落な表現!」と気づくこともたくさんあって。難しさもありますけど、日本語では伝えられないようなことを英語で伝えられるのは、面白いなぁとは思います。
――ただ、発音なども頭に入れたうえで、意味の部分も含めて歌でどう表現するかを突き詰めないといけないというか。
岩田 そうなんです……!やっぱり自分にとって普段あまり英語に馴染みがないぶん、そこに感情を乗せることに難しさを感じていて。毎回すごく時間をかけて録っている印象があります。でも、英語をバリバリ喋れるつむつむとか日向が先に録ってくれているので、その2人の声は道標みたいに、かなり頼りにしていますね。
紡木 んー、嬉しい。そうだったんだぁ。あんまりそういう話しないもんね。
岩田 ね。レコーディングもだいたいバラバラだから。
紡木 だからありがたいし、誰がいつどのタイミングで聴いてるかわからないってことだから、改めて「頑張らなきゃ」って身が引き締まりますねぇ(笑)。
岩田 2人がいないと、私英語の歌うたえないから(笑)。
――しかも、先ほど岩田さんがおっしゃったように曲調もほかの曲と違うので、そういった要素も歌い方に影響を与えたのでは?
紡木 そもそも私の場合は、演じている出雲咲姫ちゃんの声質が自分の地声と本当にかけ離れているんですよ。なので、毎回咲姫ちゃんとして歌ってはいるんですけど、曲によって声の出し方が毎回変わるんです。それを現場でディレクションをいただいたり、音楽プロデューサーを務めていただいている水島精二監督(アニメ『D4DJ First Mix』監督。Photon Maidenの音楽プロデュースも担当)に色々相談したりしながら調整して、「どうやったら咲姫ちゃんを維持しながらこの曲に合う歌い方ができるのか?」というところは、毎回すごく大事に制作していただいています。今回の「G.A.M.E.」は咲姫ちゃん成分も結構高めに取って、かわいい感じを追求してレコーディングしました。
――そのうえで、グルーヴ感のあるサウンドにも上手く乗っていけるように。
紡木 そうですね。咲姫ちゃんは結構声が裏から出ていてゆっくりしゃべる子なので、気づいたら結構もたっとしがちになるので、リズムからは遅れないように結構気をつけていました。
岩田 なるほど……私は、(花巻)乙和として歌うときもアフレコのときも、基本自分のテンションを高めていっていることが多いんですよね。乙和は元気でかわいい子ですけど、素の岩田で歌うと声の感じがちょっと暗くなっちゃうというか、乙和のイメージより大人びちゃうんです。もちろんかっこ良さが強めの曲だとちょっと変わってはきますけど、笑顔を意識して歌うことが多いんです。そのうえで「G.A.M.E.」は、オシャレでかっこいい曲だけど乙和の明るさはなくならないように……というディレクションを受けて、録っていた気がします。
紡木 乙和ちゃんは、高音が映えるよねぇ。
岩田 ほんと?
紡木 うん。突き抜けるよね。きれいな高音が。
岩田 たしかに、高音の歌割りが多いかも。いつもそんなに深く考えずに、歌えてる気がしてはいるんですけど。でもフェイクとかラップは、結構日向が担当だったりするよね。低音が特にすごく魅力な子でもあるから。なんとなくだけど、水島監督にもそういう漠然としたイメージみたいなものがあるみたいで。
紡木 言ってた。「Synchrogazer」の最初の高音のフレーズ、「絶対これは岩田さんに歌ってほしい」って言ってたから。
岩田 そうなんだぁ。
紡木 だからもう、高音担当になってるんだと思います(笑)。
岩田 たしかに乙和の歌割りって、ちょっと短いフレーズだったりアクセントになるポイントに当てはまることが多い気がする。なので、そういうところでいかに乙和らしさが出せるか?みたいなものは、結構大事にしてるかもしれません。
紡木 大事な味付けだねぇ。
岩田 うん。味付けをするような感じのパートが多いです。
すでに“言質”が!? Photon Maidenの次なる野望
――そのほかにもこのアルバムには、これまで発表されてきた様々な曲が収録されています。その中から、あえて個人的な推し曲を1つ挙げるなら?
紡木 やっぱり「Photon Melodies」かなぁ?一発でPhoton Maidenの方向性がわかる、名刺みたいな曲だし。私たちも初めて「Photon Maidenのオリジナル曲です」って聴いたのがこれだったので、とりあえず「Photonを知らない人は、これ聴いてくれ!」といいますか。どういうユニットなのかがすっごくわかりやすい曲だから、やっぱりこれは外せないかなぁ。私の中では、殿堂入りみたいな曲になってます。
岩田 私、元々すごく好きなのは「光」なんですけど、今回のアルバムだったら「OVERCOME」をお薦めしたいですね。初めてフルサイズが収録されるので、早くみんなにフルで聴いてほしいです、この曲も今までとはちょっと違うテイストの曲なんですよ。
紡木 「D4DJ Groovy Mix」(スマートフォン向けリズムゲーム)のストーリーの曲だもんね。乙和とノアの、警察のイベント曲だったので。
岩田 そうそう!すごくかっこ良くて大好きな曲なので、早く聴いてほしい……。なんか特撮モノのオープニングみたいな感じの曲だよね。
紡木 わかる!そもそも「特撮のかっこいい主題歌をリスペクトした曲だ」みたいなことを言われて。
岩田 仮歌の歌声からそんな感じだったよね(笑)。歌うときのディレクションも、そういうニュアンスを大事に歌ってほしいというお話があったし……でもそれくらいかっこいい、また今までとは違ったPhotonをみられるというところも、素敵な曲だなと思います。
――それらの曲も含め、新曲やフルで初めて収録される曲がライブでどうパフォーマンスされるのかも楽しみなところです。
紡木 そうですね。例えばPhotonの2nd LIVEとかができたら、色んな曲をお見せしたいよね。
岩田 ね!早くやりたい。
紡木 それに曲自体もまた1st LIVEからたくさん増えているし、まだライブで披露できていない曲もたくさんあるので。
――オリジナル曲はもちろん、音源としてリリースされていないカバー曲もあるでしょうし。
岩田 そっかぁ……!
紡木 そうだねぇ、ゲームサイズとかで終わってる曲もあるもんね。
――着々と増え続けている印象が強いです。
岩田 だって結構、頻繁に録ってるもんね。
紡木 うん。録ってる。
岩田 だから「ようやく配信になったか」っていう曲もありますし、逆に「あれ?ついこないだ録った曲もう出てる?」みたいな……。
紡木 わかる!「先週くらい録りませんでしたっけ?すごい!」みたいな曲も(笑)。
岩田 そうそう。そのくらい、いっぱい録ってるんですよ。あと私、Photon Maidenの一番
最初のレコーディングが「銀河鉄道999」だったの。
紡木 え!?そうだったんだ!
岩田 だから「私が入ったユニットは、今後ずっとこういう方向性で行くのかな?」って、最初すっごくドキドキしたんです(笑)。
紡木 逆に私、最初にレコーディングしたのが「HOT LIMIT」だったから、めっちゃ陽気なユニットだと思ってた。あの曲は最初に「Are you ready go!」みたいなコールが入るので、「めっちゃパリピのユニットやん!」って(笑)。
岩田 たしかにねぇ(笑)。
――で、キャラクターの情報を見たら「……?」となるというか(笑)。
紡木 そう。キャラクターの情報は事前に見ていたので、「この子たちが『HOT LIMIT』歌うの?」みたいに思ってました(笑)。
――そういう曲も含めてまたライブなどで見られる日も楽しみですし、そのほかにもユニットとしての活動はさらに続いていくと思います。今2nd LIVEというお話も出ましたが、Photon Maidenとしてやりたいことって、ほかに何かありますか?
紡木 えーと……1st LIVE後の、関係者の方々へご挨拶をしたときに、我らがブシロードの木谷(高明)社長が「Photon Maidenは、ぜひ海外でライブしたいですね」みたいなことをおっしゃってくださっていたのを……私は覚えてる。
岩田 私も覚えてます(笑)。
紡木 なのでぜひ、ご時世が落ち着いて世界が平和になった暁には……もう言質も取れてるのでね(笑)。
岩田 ね(笑)。
――自分からおっしゃったわけですからね(笑)。
岩田 そう、証人はたくさんいるんです!(笑)。
紡木 実際、動画へのコメントも海外の方からのものも結構あるので、日本から出られる日もあったらいいな……というのを楽しみに活動を続けていければと思います。
岩田 私、さっき「英語の曲は難しい」というお話もしましたけど、海外の方からそういうふうにコメントなどでたくさんの反応をいただけているのを見ると、「挑戦して良かったな」って毎回思えるんですよね。だからもっとPhoton Maidenの輪を、世界中に広げていきたいですね。
INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次
●リリース情報
Photon Maiden 1st Album
『4 phenomena』
2022年8月10日(水)発売
【A ver.】
定価:¥9,900(税込)
品番:BRMM-10529
【B ver.】
定価:¥4,400(税込)
品番:BRMM-10530
【収録内容】
■A ver.
【CD】
1.We never stop
2.A lot of life
3.“What” are you?
4.Wonder Wonder Trip
5.暁 (fruits Mix V2)
6.光
7.G.A.M.E.
8.OVERCOME
9.Here’s the light
10.Into the storm
11.Photon Melodies
12.4 Challenges (AMADEUS REMIX)
【Blu-ray】
Photon Maiden 1st LIVE 「First Contact」(昼公演)
■B ver.
【CD】
<DISC1>
1.We never stop
2.A lot of life
3.“What” are you?
4.Wonder Wonder Trip
5.暁 (fruits Mix V2)
6.光
7.G.A.M.E.
8.OVERCOME
9.Here’s the light
10.Into the storm
11.Photon Melodies
12.Be with the world (Getty REMIX)
<DISC2>
4 phenomena Non stop Mix by DJ WILDPARTY
【初回生産分限定封入特典】
・D4DJ Groovy Mix ディスクスキンシリアルコード
(有効期限:2023年8月10日(水)23:59まで)
・D4DJ Groovy Mixアイテムシリアルコード(10連ガチャチケット 2022 ×1)
(有効期限:2022年12月31日(土) 23:59まで)
・キャストサイン付きブロマイド抽選シリアルコード
・2023年開催予定 Photon Maiden出演イベント先行抽選申込券
関連リンク
D4DJ公式サイト
https://d4dj-pj.com/
D4DJ公式Twitter
https://twitter.com/D4DJ_pj
スマートフォン向けリズムゲーム「D4DJ Groovy Mix」公式サイト
https://d4dj.bushimo.jp/