【猛暑対策】初めてのグリーンカーテン【花のお手入れ編】人工授粉でヘチマを実らせよう!
暑い日に大活躍する「グリーンカーテン」。前回のヘチマの蔓を伸ばすための”摘芯”に続いて、今回は花が咲いた際のお手入れ法を紹介します!5~6月に植えたヘチマは、そろそろ花が咲いてくるころ。このタイミングで必ずやっていただきたいのが【人口授粉】です!受粉のお手伝いをして、立派なヘチマを育てましょ~♪
【猛暑対策】初めてのグリーンカーテン【お手入れ編】ペットボトル活用の害虫対策で虫嫌いさんも安心~◎
夏になると窓の外やベランダにつる性の植物を這わせているお宅を見かけますよね。これは「グリーンカーテン」と呼ばれ、植物の力を利用した暑さ対策のひとつ。暑~い日差しを遮りつつ、葉から蒸散された水分で空気を冷やす効果もあります。
見た目も涼しげ&おしゃれなグリーンカーテンは環境にやさしいエコな取り組みです。
ヘチマへの暑さ対策も忘れずに!
まずは日頃のケアから紹介します。暑い日が続くこの時期は、毎日の水やりが欠かせません。時間帯は夕方がおすすめ。毎回たっぷりと水をやり、2週間に1度は液肥も与えてください。水やりの方法は記事末尾にある記事リンクも参考にしてみてくださいね。
また、時間のある日には、蔓を結わえたり整理したり、病気や虫にやられていないかの観察、お手入れをします。
毎日大切に世話していても、あまりの暑さで植物の元気がない…なんてことも。そんな時は、鉢や土自体が熱をもっている可能性があります。鉢の下にスノコやブロックなどを置いて空間をあけたり、鉢や土の表面を覆って影を作りましょう!
わたしは100均で購入した防風ネットで直射日光を遮っています。オシャレにしたい人は、麻袋を使ってもいいですね~(ちなみに麻袋も100均で手に入りますよ)!
花が咲いたら授粉をお忘れなく!
さて、本題に入ります!蔓もグングン伸びてくると、蕾がついて、次第に花も開花してきます。自然界では虫によって受粉しますが、ベランダだとなかなか難しい事も…。
ヘチマの花は鮮やかな黄色!眺めるだけで気分爽やか~。
そんな時は、人の手による授粉をしましょう!雄花の花びらをむしっておしべを露出させ…
花粉を雌花につけます!
ちょんちょんっと優しくつけましょう♪
夜には花がしぼんでしまうので、授粉は朝に行います。土が乾いていないかな?葉っぱは元気かな?萎れていないかな?など、毎朝観察する習慣をつければ、花を見逃すことなく対応出来ますよ!
ここで、雄花と雌花の見分け方を紹介します。真ん中の丸付き部分に注目してください!
こちらが雄花。
そしてこちらが雌花。
雄花に比べて、雌花の中心部は大きく膨らんでいます。また雌花は、花の付け根部分の茎も長細く膨らんでいるはず。
見分ける参考にしてくださいね。
小さな虫たちは優しく見守って~!
ベランダに植物があると色んな虫達が集まってきます。
アブラムシや蟻はもちろんのこと、花が咲く蜜につられてチョウやコガネムシ、そして…小さなカマキリムシもいました~!
ミツバチやアシナガバチもやってきて、花の蜜を吸っています!”ハチ”と言っても怖がらなくてOK。こちらが、払いのけたり、直接何かしなければ攻撃はしてきません(ただし、巣の近くは別。近くに巣がある場合は気をつけてください)。
わが家のヘチマの葉でも、アシナガバチが一休み。
特にアシナガバチは、葉っぱの周りをぐるぐると動きまわると思います。この行動、何をしているかご存じですか?
実は、自分の子どもの食事の為に、アオムシ(幼虫)を探しているのです!アシナガバチは植物の葉っぱをムシャムシャ食べてしまうアオムシを撃退してくれる存在。この働きを利用した農法を取り入れて、野菜を作っている農園もあるんですよ~!
ハチを見かけたらスプレーで駆除してしまう事が多いと思います。人間側の都合や、視点で見ると、追い払いたくなってしまう存在かもしれませんが、それぞれが、程よい距離を保っていけば仲良くいられるはず。植物を取り巻く”小さな生態系”の観察も、ヘチマを育てる醍醐味です♪
次回は「ヘチマの食べ方」を紹介します。お楽しみに~!
※アシナガバチは攻撃性が強くないため、刺激しなければ基本的には刺しませんが、子どもが触ったり近づかないよう、気を付けましょう。頻繁に見かける場合は、近くに巣を作っている可能性があるため、対策や駆除を検討してください。
参考ホームページ:神戸市「アシナガバチと上手につき合おう」https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/life/bee/ashinagabachi.html
東京都福祉保健局「アシナガバチ」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/ashinagabachi.html
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まずは日頃のケアから紹介します。暑い日が続くこの時期は、毎日の水やりが欠かせません。時間帯は夕方がおすすめ。毎回たっぷりと水をやり、2週間に1度は液肥も与えてください。水やりの方法は記事末尾にある記事リンクも参考にしてみてくださいね。
また、時間のある日には、蔓を結わえたり整理したり、病気や虫にやられていないかの観察、お手入れをします。
毎日大切に世話していても、あまりの暑さで植物の元気がない…なんてことも。そんな時は、鉢や土自体が熱をもっている可能性があります。鉢の下にスノコやブロックなどを置いて空間をあけたり、鉢や土の表面を覆って影を作りましょう!
わたしは100均で購入した防風ネットで直射日光を遮っています。オシャレにしたい人は、麻袋を使ってもいいですね~(ちなみに麻袋も100均で手に入りますよ)!
花が咲いたら授粉をお忘れなく!
さて、本題に入ります!蔓もグングン伸びてくると、蕾がついて、次第に花も開花してきます。自然界では虫によって受粉しますが、ベランダだとなかなか難しい事も…。
ヘチマの花は鮮やかな黄色!眺めるだけで気分爽やか~。
そんな時は、人の手による授粉をしましょう!雄花の花びらをむしっておしべを露出させ…
花粉を雌花につけます!
ちょんちょんっと優しくつけましょう♪
夜には花がしぼんでしまうので、授粉は朝に行います。土が乾いていないかな?葉っぱは元気かな?萎れていないかな?など、毎朝観察する習慣をつければ、花を見逃すことなく対応出来ますよ!
ここで、雄花と雌花の見分け方を紹介します。真ん中の丸付き部分に注目してください!
こちらが雄花。
そしてこちらが雌花。
雄花に比べて、雌花の中心部は大きく膨らんでいます。また雌花は、花の付け根部分の茎も長細く膨らんでいるはず。
見分ける参考にしてくださいね。
小さな虫たちは優しく見守って~!
ベランダに植物があると色んな虫達が集まってきます。
アブラムシや蟻はもちろんのこと、花が咲く蜜につられてチョウやコガネムシ、そして…小さなカマキリムシもいました~!
ミツバチやアシナガバチもやってきて、花の蜜を吸っています!”ハチ”と言っても怖がらなくてOK。こちらが、払いのけたり、直接何かしなければ攻撃はしてきません(ただし、巣の近くは別。近くに巣がある場合は気をつけてください)。
わが家のヘチマの葉でも、アシナガバチが一休み。
特にアシナガバチは、葉っぱの周りをぐるぐると動きまわると思います。この行動、何をしているかご存じですか?
実は、自分の子どもの食事の為に、アオムシ(幼虫)を探しているのです!アシナガバチは植物の葉っぱをムシャムシャ食べてしまうアオムシを撃退してくれる存在。この働きを利用した農法を取り入れて、野菜を作っている農園もあるんですよ~!
ハチを見かけたらスプレーで駆除してしまう事が多いと思います。人間側の都合や、視点で見ると、追い払いたくなってしまう存在かもしれませんが、それぞれが、程よい距離を保っていけば仲良くいられるはず。植物を取り巻く”小さな生態系”の観察も、ヘチマを育てる醍醐味です♪
次回は「ヘチマの食べ方」を紹介します。お楽しみに~!
※アシナガバチは攻撃性が強くないため、刺激しなければ基本的には刺しませんが、子どもが触ったり近づかないよう、気を付けましょう。頻繁に見かける場合は、近くに巣を作っている可能性があるため、対策や駆除を検討してください。
参考ホームページ:神戸市「アシナガバチと上手につき合おう」https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/life/bee/ashinagabachi.html
東京都福祉保健局「アシナガバチ」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/ashinagabachi.html
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