今季セリエAに昇格したカターニャに期限付き移籍が決定した森本貴幸(18)を25日、イタリアの有力紙コリエレ・デッロ・スポルトが大々的に特集した。

「カターニャ、気に入ってもらえるだろう」の見出しが躍り、顔写真のアップが掲載された森本。記事では「アルディレス監督が発掘したJリーグ最年少得点記録保持者。体格にも恵まれており才能は本物、外見はロナウドにそっくり」と紹介している。森本獲得に至った経緯をカターニャGMロ・モナコは「商業目的で獲ったわけではなく、チームに必要だから獲得した。まずは1年様子を見て、それから彼の保有権をどうするか考える。ただ、自分は彼が真価を発揮すると確信している。彼を知らない人々に、いい意味での驚きを味わってもらいたい」と自信を持って説明している。

ミウラ、ナカタ、ナナミ、ナカムラ、ヤナギサワに続き6人目の日本人セリエAプレイヤーとなるモリモト。シチリア島第2の都市カターニャ、05−06シーズンも暴動を繰り返すなど熱狂的なサポーターで知られている。彼らに「気に入ってもらう」為には何よりもまずゴールが重要となる。