出かける前になかなかヘアセットがうまくいかず、1日中もやもやしてしまうことはありませんか? 「ロールブラシ型アイロンなら、不器用さんでも簡単にヘアセットができますよ!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター八木花子(八木ちゃん)さん。 今回は、アラフィフの読者をモデルに、ロールブラシ型アイロンのセット法を教えてもらいました。

髪型が簡単に決まる!「ロールブラシ型アイロン」

さとゆみ:今日は私のイチオシアイテムをご紹介させてほしくて、気合入っています。これ。ロールブラシ型アイロンなんです。

八木ちゃん:ゆみさん、これ、すごくお気に入りですよね。

さとゆみ:そうなんですよ。あまりの使いやすさで、すでに6本も買っています。出産お祝いに忙しくなるママにプレゼントしたり、お友達におすすめしたり。

八木ちゃん:ブラシ型アイロンはいろんなメーカーから出ていますが、普通のアイロンと違って、剥き出しではないので、やけどの心配がないというのがいいですよね。

さとゆみ:そうなんですよ。不器用な人にもおすすめだし、ショートヘアのように、短い髪でも巻きやすいのが良いところです。トップや前髪など、短い部分も巻けるから、使いやすいんですよ。
私、出張にいくときも、これだけは必ず持っていくようにしています。逆に言うと、これさえあれば、登壇イベントや、急な会食でも安心してセットできます。

八木ちゃん:ロールブラシ型と、普通のデンマンブラシのような形のものがありますよね?

さとゆみ:そうなんです。どちらも使いやすいのですが、髪が短い人や、前髪も巻きたいという人だと、ロールブラシ型が使いやすいかなと思います。

●ロールブラシ型アイロンで簡単スタイリング

八木ちゃん:今回は、ロールブラシ型アイロンを使って、セットしてみます。

(1) 裾の毛を左右2か所に分け、それぞれ内巻きにする

八木ちゃん:最初は、裾の毛から巻いていきます。裾の毛を左右2か所ずつくらいに分けて、それぞれ内巻きにしましょう。

さとゆみ:もしクセがある人や、表面のツヤが出にくい人は、巻く前に、表面にさーっとロールブラシ型アイロンを通しておくのもおすすめです。髪は熱を与えながらセットするとキューティクルが整うので、さーっとアイロンを通すと髪がつややかになりますよ。

(2) 顔まわりのサイドの毛を外方向に巻く

八木ちゃん:次に顔まわりのサイドの毛を外方向に巻きましょう。ここを後ろに向かって巻くと華やかな印象になります。
さとゆみ:手をそえても熱くないのが使いやすいんですよね。しっかりクセをつけたいときは、巻いたところで2〜3秒キープしてからアイロンを外しましょう。

(3) 前髪を巻く

八木ちゃん:最後に前髪もアイロンで巻いてしまいます。普通のアイロンだとおでこのやけどが怖くて、前髪を巻くのは難しいのですけれど、ブラシ型アイロンだと、しっかり巻き込んでクセをつけられるのがいいですね。

(4) 前髪を斜めに流す

八木ちゃん:前髪を巻いたあとは、指で斜めに流しましょう。前髪の曲線が強調されると、エレガントな雰囲気になります。

(5) 完成!

八木ちゃん:普通のストレートヘアが、見違えますよね!

さとゆみ:ほんの数分でイメージチェンジできるので、ブラシ型アイロン、ぜひ普段の生活に取り入れてほしいです。