50代きちんと日の髪型。簡単で失敗ナシな「きれい見えハーフアップ」
春は初対面の人と接することが増え、きちんとした格好や髪型をして出かけるタイミングが増える時季。「きちんと見えしたいときは、簡単にできるハーフアップのアレンジだけ覚えればOK!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター八木花子(八木ちゃん)さん。 今回は、アラフィフの読者をモデルに、ハーフアップのアレンジを教えてもらいました。
簡単なのにきちんと見えする「くるりんぱハーフアップ」
さとゆみ:入学式や授業参観、初めましての人たちとの顔合わせなど、春はきちんとした格好で出かけなきゃいけないことが増えますよね。
八木ちゃん:今日は、そんなシーンで重宝するハーフアップのアレンジをご紹介します。
さとゆみ:ハーフアップって、簡単なだけに、ちょっとしたテクニックで差がつきやすいですよね。
八木ちゃん:今日は、ハーフアップの中でも、華やかに見える「くるりんぱ」のアレンジを詳しくご紹介します。これひとつ覚えておけば、いろんなお呼ばれのシーンで使えるのでいいですよ。
さとゆみ:お願いします。
●「くるりんぱハーフアップ」のつくり方
八木ちゃん:今回のハーフアップは鎖骨よりも長めのヘア向けのアレンジになります。
(1) アイロンで毛先を軽く巻く
八木ちゃん:まず、アイロンで毛先を軽く内巻きにしましょう。
(2) 耳上の髪をゴムで結ぶ
八木ちゃん:次に、耳上の髪をゴムで結びます。あとでくるりんぱをするので、あまりひっつめすぎないように注意しましょう。
さとゆみ:結ばずにおろす髪の分量が少なすぎると貧相になるので、大人女性の場合、結ばずにおろしておく髪はたっぷり残すほうがバランスいいですね。
(3) 結んだ毛束を上から通す
八木ちゃん:次に結んだ毛束を上から通します。いわゆる、これが「くるりんぱ」ですね。
さとゆみ:くるりんぱって、簡単なのに、「ねじり」が入るから、凝ったアレンジに見えるんですよね。
八木ちゃん:はい、華やかな印象なので、とくにこの時期おすすめです。
(4) ゴムを隠すために毛束を少しとってゴムに巻きつけ、ピンでとめる
八木ちゃん:ここからはちょっと上級編なのですが、ゴムを隠すために、毛束を少しとってくるくるとゴムに巻きつけ、ピンでとめましょう。
さとゆみ:これは苦手な人は、ゴム部分にバレッタやヘアアクセをつけるといいですね。
(5) トップの髪を引き出す
八木ちゃん:そして、最大のポイントは、トップの髪を指で引き出すこと。
さとゆみ:この「トップの高さ」があることで若々しく見えるから、絶対にやってほしい!
八木ちゃん:引き出すとき、ゴムの部分を指でおさえるとくずれにくくていいですよ。
(6) 完成!
さとゆみ:正面から見ると、すっきりしていて、後ろは凝った感じ! いいですね。
八木ちゃん:これからの季節に、ぜひお試しください。